マイクロソフトは4月3日(現地時間)、同社のコミュニケーションツール「Microsoft Teams」に、グリーンスクリーン機能を追加した。現在はパブリックプレビュー参加者のみに公開されている。
利用には専用のスクリーンまたはきれいな壁が必要
グリーンスクリーン(グリーンバック)機能は、バーチャル背景を使用する際に、配信者の後ろに特定の色(主にグリーン)で塗りつぶしたスクリーンを配置することで、顔、頭、耳、髪の周りのシャープネスを向上させる効果だ。
使用する際は、無地のスクリーンまたはシミや凹凸のない壁を用意したうえで会議に参加し、ツールバーから「その他」>「背景の効果」をクリックする。
右側にパネルが開くので、「グリーンスクリーン設定」をクリックし、「グリーンスクリーン」にチェックを入れる。
その後、背景画のアイコンをクリックし、背景の色を手動で選択すればOK。
通常はグリーンを選ぶが、グリーンの服を着ていたり、グリーンの物をカメラに映したい場合は見えなくなってしまうので、別の色を選択する必要がある。
インテル製チップ搭載機しか使えないので注意
現状この機能はインテル製チップを搭載したWindows/macOSデバイスにのみ対応しており、AMDのチップを搭載したWindowsパソコンや、M1/M2チップを搭載したMacでは動作しない。
この機能を有効にすると背景のぼかしが自動的に無効になる。また、「Togetherモード」ではサポートされていない。
なお、競合となる「Zoom」には同様の機能がすでに実装されている。