グーグルは3月28日、検索結果に表示されるサイトの情報源などを確認できる機能「この結果について」を、Google検索に対応する全ての言語で利用できるようにすると発表した。4月2日の国際ファクトチェックデーに向けたもので、今後数日中に順次利用可能となる予定。
サイトの信頼性などをカードで表示
「この結果について」は2021年から、Google検索の英語版利用者向けに提供されていたサービス。
検索結果一覧画面で、各サイトへのリンクの横に表示された3点ドットをクリックすることで、そのサイトの信頼性についての情報やキャッシュへのリンクがカード形式で表示される仕組みだ。
例えばASCII.jpの場合、Wikipediaの「アスキー(企業)」に書かれている内容の要約やリンクが入ったカードがポップアップされる。
3月29日現在、筆者の環境では日本語で「この結果について」を利用できるようになったが、まだ正式版ではなくベータ版のようだ。
グーグルではこのほか、現在英語版で提供している「検索結果に表示できる優れた情報が少ない場合や、検索結果が急速に変化している場合にユーザーへ勧告する機能」についても、対応言語を日本語やドイツ語・フランス語などに拡大すると発表。こちらは今後数ヵ月以内に実装される予定だ。