セイコーウオッチは「グランドセイコー」より、ブランド初の機械式クロノグラフムーブメントを搭載した「グランドセイコー エボリューション9コレクション テンタグラフ」を6月9日に発売する。価格は181万5000円。
本作に搭載されるキャリバー9SC5は、2020年に発表したハイビートキャリバー9SA5をベースに開発した「テンタグラフ」。毎秒10振動による計時精度と、クロノグラフ作動時でもおよそ72時間の駆動を約束するロングパワーリザーブとなっている。
グランドセイコーにふさわしい「正確な計測と操作性、耐久性」を確保したクロノグラフ機構を設計。垂直クラッチは指針ずれや針飛びを抑制し、計測精度を高め、コラムホイールはクロノグラフの作動を正確に制御する。
世界に評価されたデザイン文法「エボリューション9スタイル」を基に、グランドセイコーならではのスポーツウオッチとして、「瞬時の判読性、直感的に分かる操作性、頼れる堅牢性」を追求して開発した。
力強い針と溝が刻まれた太いインデックスにより、誤読のない、優れた視認性を実現。2枚のダイヤルを重ね、メインダイヤルとサブダイヤルの領域を立体的に区分し判読性を高めている。
ベゼルにはセラミックを採用し、耐傷性を高めている。ケースとブレスレットには、重量がステンレススチールよりおよそ30%軽く、通常のチタンよりも色が明るく、更に傷つきにくいブライトチタンを採用している。