IFTTTは3月22日、同社が提供するWebサービスIFTTTに、新たに「IFTTT AI」と呼ばれる3つのAI搭載サービスを追加したと発表した。月額5ドルのPro Plusプランに加入しているユーザーにのみ提供される。
IFTTTは「if this, then that」を略した言葉からきており、アプレットと呼ばれるパーツを組み合わせることで、様々なデバイスやサービスにまたがって一連のアクションを実行できるサービス。
3つのサービスが追加
今回追加されたのは「AI Social Creator」、「AI Content Creator」、「AI Summarizer」の3つのサービス。いずれも複数のアプレットで構成されている。
AI Social Creatorを使うと、Twitter、Facebook、Linkedinといったソーシャルメディアに自動的に投稿することができる。
たとえば、「自分のブログに新しい投稿があれば、RSSフィードを元に自動的にその内容をツイートする」といったことが可能だ。
AI Content Creatorを使うと、下書きやメモ、箇条書きといった不完全な素材からブログ記事などを生成できる。
例えば「スマホを使ってIFTTTのノートウィジェットにブログのアイディアをメモっておくと、AIがそのアイディアを膨らませて作ったブログの下書きをGoogle Docsに保存する」と言ったことが可能だ。
AI Summarizerを使うと、会議からアクションアイテムを生成したり、ブログ記事を要約したりすることができる。
たとえば「ニューヨークタイムズの記事が投稿されたら自動的に要約をメールで送付する」といったことも可能になる。
なお、これらのサービスはすべて、AIに指示を出すためのクエリ機能を使用しているため、現在IFTTTで利用可能な約800のサービスのトリガーやアクションと組み合わせることが可能だという。