Operaの新機能「AI Prompts」
オペラ・ソフトウェアは3月23日、ウェブブラウザー「Opera」（PC版）とゲーミングブラウザー「Opera GX」のサイドバーに「ChatGPT」を搭載するなど、AI機能を強化するアップデートを実施した。いずれのブラウザーも新機能は早期アクセスユーザー向けに先行公開される。
要約からツイートまでこなす「AI Prompts」も搭載
今回のアップデートでは主に以下の2つの機能が追加された。
AI Prompts
AI Promptsはアドレスバーから直接アクセス可能なAI。
表示中のウェブページ全体や特定の段落を要約したり、関連性の高いコンテンツを提案するだけでなく、特定のトピックに基づいたツイートをすることも可能だ。
サイドバーへの「ChatGPT」と「ChatSonic」搭載
サイドバーには新たにOpenAIの「ChatGPT」とWritesonicの「ChatSonic」が追加された。
どちらも生成AIで、サイドバーからはそれぞれのブラウザー版にアクセス可能。テキストの要約や下書き、翻訳などができるほか、ChatSonicでは画像生成にも対応する。
利用にはChatGPTとChatSonicのアカウントが必要だ。
対応OSはOperaがWindows・macOS・Linux、Opera GXはWindowsとmacOS。
新機能を利用するには最新版へのアップデート後、簡単設定からAI Promptsをオンに切り替える必要がある。また、Opera GXのユーザーは追加でEarly Birdオプションをオンにする作業も必要だ。
