女子旅なら和歌山!心洗われる絶景&ほっこり癒やされ旅へ

文●LOVEWalker

提供: 和歌山県観光振興課

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 春到来!旅にでかけたくなる季節。友人を誘って女子旅はいかがでしょうか。和歌山県には世界遺産や心洗われるを中心とした絶景、体を芯から温めてくれるたくさんの名湯、さらに食通も大満足のご当地グルメまで、旅を華やかに彩る魅力あふれるスポットが盛りだくさん。友人と楽しい時間を共有すれば、日頃の疲れなんて一気に吹き飛びます!

 今なら、高野山と熊野を結ぶ『世界遺産「高野山・熊野」聖地巡礼バス』期間限定(4月1日~7月10日、9月1日~11月30日)で運行されるため、和歌山の世界遺産を巡る旅がとっても便利! 今回は女子旅にぴったりな“絶景”“癒し”“グルメ”をテーマにした和歌山旅をご紹介。バスを活用した旅に出かけてみては。

和歌山・世界遺産の絶景を堪能しよう

 世界遺産である“高野山”・“熊野”エリアは、神聖な雰囲気でここでしかみられない絶景があり、その雄大な景色を眺めているだけで日頃の疲れもリフレッシュ。SNS映えするスポットも満載なので、たくさんの思い出が共有できる。

●金剛力士像が並び立つ高野山の総門・大門からみる眺望も必見!

 高野山の入口にそびえ、約25mの高さの巨大な楼門で、大門の大きさに圧倒されること間違いなし。江戸時代の仏師・康意と運長によって造られた金剛力士像が安置されている。また、大門からの眺めもよく、晴れた日には山並みの向こうに紀淡海峡や淡路島が眺望できる。

5間重層の大楼門で、国の重要文化財でもある大門

天気がいい日は淡路島までみえる眺望

高野山大門
住所:伊都郡高野町高野山
TEL:0736-56-2011
休み:なし
料金:見学自由
ホームページ:https://www.koyasan.or.jp/

●樹齢数千年の杉木立が立ち並ぶ奥之院で、神秘的な絶景と出逢える

弘法大師空海の御廟へと続く約2kmの奥之院、参道では、樹齢数千年の杉木立や20万基を超える墓碑(墓石)や供養塔、慰霊碑が並び、神秘的な雰囲気が味わえる。墓碑の中には織田信長などの戦国武将の墓碑等もあり、歴史好き女子は必見!また墓碑や供養塔の中には思わず写真を撮りたくなるユニークなものもあるので、探してみて。

訪れる時間帯によっては、神秘的&幻想的な写真が撮れる

奥之院
住所:伊都郡高野町高野山550
TEL:0736-56-2011(金剛峯寺)
時間:燈籠堂開扉6:00~17:00、
   御供所5~10月8:00~17:00、11~4月8:30~16:30
休み:なし
料金:見学自由
ホームページ:https://www.koyasan.or.jp/

●大斎原にある「大鳥居」は圧倒的なスケールで見応えアリ!

熊野詣をしていた人の多くが参詣したと言われる中辺路で最初にたどり着く聖地「熊野本宮大社」。明治22(1889)年の大洪水で社殿の多くが流出するまでは「大斎原(おおゆのはら)」に熊野本宮大社の社殿があった。この大斎原では、凛とした空気が味わえるだけではなく、高さ約34m、幅約42mの大鳥居があり、そのスケールに圧倒される。熊野本宮大社と合わせて、ぜひ立ち寄りを。
※なお、現在の熊野本宮大社は明治24(1891)年に遷移したもの。

近くで見れば見るほどその大きさに圧倒される

熊野本宮大社旧社地・大斎原
住所:田辺市本宮町本宮1
TEL:0735-42-0009(熊野本宮大社)
時間:見学自由
休み:なし
料金:見学自由
ホームページ:http://www.hongutaisha.jp/

●急峻な石段を登り、「神倉神社」から眺める絶景に感動

神倉神社は、権現山の南端に鎮座する。熊野速玉大社の飛地境内摂社で崖から迫り出すような巨岩“ゴトビキ岩”が御神体。この地は、熊野の神が降臨した地と言われている。また、538段の急峻な石段を約30分程登り、たどり着いた神倉神社の頂上からの眺望は、思わず声が出てしまうほど素晴らしい!

ヒキガエルの姿に似ていることから、ゴトビキ岩と呼ばれている。ちなみに、“ゴトビキ”は新宮の方言で“ヒキガエル”のこと

神倉神社からの眺望は思わず声が出てしまうほど素晴らしい!

石段は急勾配。必ずスニーカーを履いて訪れて

神倉神社
住所:新宮市神倉1-13-8
TEL:0735-22-2533(熊野速玉大社)
時間:見学自由
休み:なし
料金:見学自由
ホームページ:https://kumanohayatama.jp/?page_id=18

●緑に囲まれた幻想的な熊野古道・中辺路「大門坂」

聖地「那智山」へと約640mの石畳が続く、熊野古道・中辺路「大門坂」。樹齢数百年の木々に囲まれており、その木々の隙間から差し込む光が石畳にあたり複雑な模様の影を作り出している。木々のマイナスイオンを浴びながら歩こう。

那智山へと続く大門坂。熊野古道らしい風情が感じられる苔むした石畳が約640mに渡って続く

●落差日本一を誇る大迫力の「那智の滝」、強い運気に満ちたパワーを授かろう

熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として祀られ、熊野信仰のシンボルとして崇められてきた那智の滝。その水柱の高さは133mと日本一の落差を誇り、和歌山を代表する絶景スポットのひとつ。また、関西屈指のパワースポットとしても知られており、延命息災などの御利益がある。聖なる滝をじっと見つめていると、自然と心が洗われるような不思議な感覚が味わえる。

滝壺に近づくほどに涼やかな風と水飛沫が感じられる。雄大な自然のエネルギーを感じよう

那智の滝(飛瀧神社)
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
TEL:0735-55-0321
時間:7:30~16:30(お滝拝所は7:30~16:00)
休み:なし
料金:見学自由。お滝拝所参入料¥300
ホームページ:https://kumanonachitaisha.or.jp/

和歌山県の温泉でほっこり癒されよう

旅の癒しといえばやっぱり温泉!和歌山には、日本三美人の湯のひとつで紀伊徳川家藩主にも愛された「龍神温泉」、今も昔ながらの温泉情緒を感じられる「湯の峰温泉」、和歌山県内随一の多種多様な源泉と豊富な湧出量を誇る「南紀勝浦温泉」など、魅力あふれる温泉がいっぱい。

●日本三代美人のひとつ、龍神温泉でお肌ツルスベ

「龍神温泉」は、島根県の「湯の川温泉」、群馬県の「川中温泉」とならび、“日本三美人の湯”として有名。その由来は泉質にあり、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)が肌をツルツルスベスベにし、しっとり感をもたらす。また、美肌効果以外にも、冷え性や神経痛、肩こりなどにも効果があるといわれている。日帰り入浴は源泉掛け流しの湯が楽しめる共同浴場「龍神温泉元湯」がおすすめ!露天風呂から眺める山の緑がさらなる癒しを与えてくれる。

江戸時代には紀伊徳川家の歴代藩主にも愛されたといわれる龍神温泉

龍神温泉元湯
住所:田辺市龍神村龍神37
TEL:0739-79-0726
時間:7:00~21:00
休み:なし
料金:入浴料大人¥800、小学生¥400
ホームページ:https://www.motoyu-ryujin.com/

●湯の峰温泉で世界遺産のつぼ湯を堪能

開湯1800年以上の歴史がある「湯の峰温泉」では、今も昔ながらの温泉情緒を残し、湯の町の風情を感じることができる。また、熊野詣の湯垢離場(ゆごりば/神仏に祈願する前に湯を浴びて身心の穢れを取って清める場所)として世界遺産に登録された入浴できる温泉「つぼ湯」もある。温泉で癒されるだけでなく、世界遺産の温泉に入浴できるという貴重な体験をしよう!

つぼ湯は、日によって7回色が変化するといわれている

つぼ湯
住所:田辺市本宮町湯峯
TEL:0735-42-0074
時間:6:00~21:00(30 分交代制)
休み:不定休
料金:入浴料大人¥800、12歳未満¥400
ホームページ:https://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/

●南紀勝浦温泉名物は大迫力の洞窟温泉

那智勝浦町は、和歌山県内随一の多種多様な源泉と豊富な湧出量を誇る「南紀勝浦温泉」がある。おすすめは間口25m・奥行50m・高さ15mの天然洞窟の中に自然に湧いた温泉「忘帰洞(ぼうきどう)」。大洞窟の迫力と荒波迫る太平洋という二つの絶景を同時に見ながら浸かる温泉は、旅の思い出になること間違いなし!

洞窟の中から太平洋を一望することができる。ほかでは味わえないシチュエーション

大洞窟温泉・忘帰洞(ホテル浦島)
住所:東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
TEL:0735-52-1011
時間:9:00~19:00(最終受付18:00)
休み:なし(臨時休館あり)
料金:入浴料大人¥1,500、3歳から小学生¥750
ホームページ:http://www.hotelurashima.co.jp/

ここでしか食べられないご当地メニューが満載の“和歌山県のグルメ”

絶景と癒しの旅の道中でお腹が空いたら、和歌山県のご当地グルメ&スイーツを味わおう。高野山には精進料理、熊野には熊野牛、勝浦にはまぐろ丼と、各スポットごとに魅力的なご当地グルメがいっぱい。また、那智黒ソフトクリームや、地元で人気のシュークリームなどスイーツも充実。お腹も心も大満足すること間違いなし!

●スパイスが効いていて、ヘルシーで美味しい精進カレーに舌鼓

精進料理は、仏教の戒律に従い肉や魚を使わず、季節の野菜や豆腐などで作られているので、ヘルシーでおいしいグルメとして女性にも大人気。

金剛峯寺から徒歩1分ほどにある「高野山デジタルミュージアム」内にある「高野山 café雫」では、精進料理が手軽に味わえる。スパイスの香りと野菜の旨みが味わえる“精進カレー”が絶品!

猿田彦珈琲プロデュースのスペシャルティコーヒーと共に、精進カレーを堪能しよう

高野山 café雫(高野山デジタルミュージアム内)
住所:伊都郡高野町高野山360
TEL:0736-26-8571
時間:10:00~17:00(フードLO16:00)
休み:1~2月 不定休
ホームページ:https://www.dmckoyasan.com/digitalmuseum/

●那智勝浦町で鮮度抜群のマグロ丼で心も満たされる

熊野でお腹が空いたら、全国有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る那智勝浦町で、新鮮なマグロ丼もおすすめ。「お食事処 川柳」の名物メニュー・鉄火丼は勝浦漁港で揚がったマグロをふんだんに乗せた贅沢な一品で、一口頬張ればトリコになること間違いなし!

新鮮なマグロのしっとりとした食感と濃厚なうま味をじっくり堪能して

お食事処 川柳
住所:東牟婁郡那智勝浦町築地4-3-27
TEL:0735-52-0860
時間:8:00~16:00
休み:不定休
ホームページ:http://www.senryuu.net/

●ちょっぴり贅沢したい人には熊野牛のステーキがオススメ

熊野牛は、熊野地方で飼われていた和牛を品種改良したもので、和歌山県特産の高級和牛。肉質は非常にきめ細やかで柔らかで、甘味のある味わいと肉そのものの風味に優れており、焼くとさらに香りの良さが引き立つ。 そんな熊野牛を美味しくいただけるお店が那智勝浦町にある「ステーキハウスひのき」。厳選した熊野牛を目の前の鉄板でシェフが手際よく焼いて提供するスタイルで、味はもちろんのこと目でも楽しむことができる。日頃の頑張りに対するご褒美として、至福の時間を楽しんで。

熊野牛特有の甘味と香ばしさが口の中で広がる。また、カリカリに焼いたニンニクとの相性も抜群!

ステーキハウスひのき
住所:那智勝浦町築地1-1-13
TEL:0735-52-5550
時間:11:30~14:00(LO13:30)、17:00~21:00(LO20:30)
休み:月曜
ホームページ:https://steakhousehinoki.com/

●専門店で味わうできたてのごま豆腐に感動

弘法大師空海が開創した高野山において、厳しい修行の中で食べる精進料理の一つとして考案されたと言われているごま豆腐。わさび醤油や酢味噌で食べてもおいしいが、和三盆糖や黒蜜、きなこなどをかけてスイーツ感覚でも味わえる。生ごま豆腐の専門店「角濱ごまとうふ総本舗 飲食部」では、なめらかでコクのある味わいのごま豆腐をできたてで提供されている。期間限定のメニューもあり、訪れるたびに新しい味に出会える。

ココナッツミルクと和歌山県特産の梅のジュレを合わせた期間限定メニュー。キュートな見た目で食べるのがもったいない!

角濱ごまとうふ総本舗 飲食部
住所:伊都郡高野町高野山230
TEL:0736-26-8700
時間:9:30~17:00(食事は11:00〜)
休み:不定休
ホームページ:https://www.gomatohu.com/kadohamagomatofu.html

●多数のメディアで紹介されている人気シュークリームをテイクアウト

世界遺産・熊野本宮大社の近くにある人気スイーツ店「choux(シュー)」。お店自慢のシュークリームはサクサクとしたシュー生地の中に、口溶け良く、優しい甘さの生クリームがたっぷり。また、シュークリーム以外にも和歌山の食材をふんだんに使用した旬のスイーツも楽しめる。

オーナーのこだわりがたっぷり詰まった熊野の新しいご当地メニュー

おしゃれな外観。テイクアウトのみだがテラススペースもあり、小休憩にも使える

choux
住所:田辺市本宮町本宮1571-15
TEL:0735-30-0801
時間:11:00~17:00
休み:火曜・水曜・木曜は不定期
ホームページ:https://choux.cc/

●優しい甘さが口いっぱいに広がる那智黒ソフトクリーム

那智勝浦町名物・那智黒あめを製造する「那智黒総本舗」が直営する食事処「那智黒亭みむろ」では、那智黒あめに使用している黒糖をたっぷり練り込んだ那智黒ソフトクリームが味わえる。濃厚なバニラの後に黒糖の甘さが広がりとってもおいしい。那智山を散策する際のお供にいかが?

濃厚なバニラの後に優しい黒糖の甘さが広がる絶品ソフトクリーム

那智黒亭みむろ
住所:東牟婁郡那智勝浦町那智山195
TEL:0735-55-0414
時間:8:30〜16:30
休み:不定休
ホームページ:https://nachikan.jp/restaurant/5223/

  

心洗われる世界遺産の絶景と、日々の疲れを癒してくれる。さらにお腹も心も満たしてくれるご当地グルメとスイーツ。女子旅にはうってつけの要素がギュッと凝縮した和歌山県の魅力を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

冒頭でもお伝えした通り、今なら高野山と熊野を結ぶ『世界遺産「高野山・熊野」聖地巡礼バス』も期間限定(4月1日~7月10日、9月1日~11月30日)で運行されるので、高野山・熊野エリアの移動が便利!この機会に是非、女子旅にぴったりの和歌山へ。

【聖地巡礼バス】
和歌山が誇る世界遺産、高野山と熊野を結ぶバス『世界遺産「高野山・熊野」聖地巡礼バス』が期間限定(4月1日~7月10日、9月1日~11月30日)で運行します。 また、熊野本宮大社からは、熊野速玉神社や熊野那智大社、那智山青岸渡寺を結ぶ熊野御坊南海バスも運行(通年)されおり、「悠遊フリー乗車券」がおトク!高野山と熊野を巡る旅にはおすすめなので、是非ご活用を。

(提供:和歌山県観光振興課)