3月10日に、角川アスキー総合研究所にてASCII.jp主催の「Galaxy S23 最速タッチ&レビュー会! 銀河級の愛を語り合おう」が開催されました。2月にアメリカ・サンフランシスコで発表されたばかりのGalaxy S23シリーズの実機にいち早く触れられるイベントです。ただし、Galaxy S23シリーズはまだ日本国内での発売はされていないので、会場に並んでいたのはグローバル版でした。
会場には多数の応募者から抽選で選ばれたGalaxyファンが集まり、イベントの模様はYouTubeでも配信されました。ここでは、実際にイベント会場を取材してきた筆者のレポートをお届けします。
3モデルの特徴をスピーディーにレビュー
イベントの進行役は、アスキースマホ総研のつばさ。スマホ総研のボスで、ASCII.jp副編集長のオカモトと、サンフランシスコで開催された発表会にも行ってきたスピーディー末岡もレビュアーとして登壇しました。スペシャルゲストとして、サムスンの中の人である前島大樹さん、Galaxyユーザーの家電芸人・ユウキロックさんも登場しました。さらに、オンラインで登場したゲストもいらっしゃいますが、その方はのちほど紹介しましょう。
最初のコーナーは「Galaxy発表製品実機レビュー」。スマホ総研のスピーディー末岡がGalaxy S23シリーズ3モデルの特徴を紹介しました。
ベーシックモデルであるGalaxy S23の最大の特徴は、ハイエンドながら小型で軽いこと。スピーディーいわく「持った瞬間にフワッと手が浮いちゃう」ほど。つばさが「それは言い過ぎですよね」とフォローしていましたが、前島さんが「ギリギリセーフです」と交わして、会場を沸かせました。
前モデルのGalaxy S22ではカメラ部にあった台座がなくなり、すっきりとしたデザインであることも特徴。性能を向上させつつ、バッテリー容量を増やしながら、約168gという軽さを実現しているとのこと。約5000万画素のメインとする3眼カメラを搭載し、暗い場所での撮影に強くなったことも特徴です。
Galaxy S23+は、Galaxy S23(6.1型)よりも大画面(6.6型)ですが、基本性能はほぼ同じ。重さは200gを切る約196g(ミリ波対応モデル)に抑えられています。
最上位のGalaxy S23 Ultraは、6.8型の大画面ディスプレーを搭載し、Sペンを内蔵。さらに、メインが約2億画素の4眼カメラを搭載していることもセールスポイント。ちなみに、前モデルのGalaxy S22 Ultraのメインカメラは約1億800万画素でした。「1億でもすごいと思ったのに、1年で2倍ですか?」と驚くユウキロックさんに対して、前島さんは「前モデルでは日本の人口を超えられませんでしたが、ついに日本の人口を超えられました」と返していました。
Galaxy S23 Ultraのデザインはパッと見では、前モデルから大きな変更はないように見えますが、実はエッジ部の丸みが抑えられ、Sペンの形状も微妙に変えるなど、細かい改善が行なわれています。「エッジ部の曲率を変えて、ディスプレーのフラットな面が広くなり、Sペンでの操作性が向上しました」(前島さん)とのこと。ユウキロックさんは「バイクに乗るときにGalaxyをナビ代わりに使っています。フラットなボディのほうが持ちやすいし、固定したときの安定感もいいよね」と話していました。