千葉の人気ラーメン店が、「ラーメンWalker千葉2023」(発売中)の読者のために限定麺を出す「プレミアム麺」。今回のテーマは「季節を感じる一杯」。ラーメンを通じて千葉の旬の食材の魅力を各実力派店主が創作する。レギュラーメニューでは味わえない意外なメニューも多く、各店の個性あふれる限定麺になっている。
2023年3月に行うのは、京成大久保で地元に人気の「房総式ラーメン JINRIKISEN」だ。
【2023年3月21(祝)~25日(土)開催】九十九里産のハマグリと水郷赤鶏のダシが効いた絶品スープ
「九十九里産ハマグリの自家製再仕込み醤油ラーメン」(1,200円)。1日15杯限定
土鍋で味わう“房総式ラーメン”として地元の人に愛されている「房総式ラーメン JINRIKISEN」が作るプレミアム麺は、千葉の魅力が凝縮された一杯。九十九里産ハマグリを、千葉県の銘柄鶏の水郷赤鶏と合わせて炊き出すスープ。そこに千葉の在来大豆の種麹を使い発酵させたあと、「宮醤油」の生揚げで再仕込みしたタレを加える。ハマグリのダシの旨味とコクのあるタレが絶妙に絡み合い、奥深い味わいに。ハマグリはスープのダシだけではなく、トッピングにも入るので、プリプリの身も食べられる。また、チャーシューは旭市の名産のマーガレットポークの肩ロースを低温調理したものを使い、そのチャーシューの上に醤油麹をのせる。千葉の食の魅力を感じられるとともに、店主の巧みな技も堪能できるまさに特別な限定麺だ。
店主の川崎隆一さんは、ホテルのレストランやメキシコ料理店などで腕を磨き、独学でラーメンをマスター。八千代市にあった「拉通」(閉店)の店長を経て、その姉妹店として2017年3月に「房総式ラーメン JINRIKISEN」をオープンさせた。チャーシューがたくさん入った竹岡式と、ラー油を際立たせた勝浦式を合わせたようなメニューで、千葉愛をいかんなく発揮。今回のプレミアム麺も千葉の魅力が存分に出ているだけに、川崎店主だからこそ作れるラーメンを楽しみにしよう。
【実施日】2023年3月21日(祝)~25日(土)開催。1日15杯限定
【房総式ラーメン JINRIKISEN】
住所:千葉県習志野市大久保1-16-18 プラザグレミオ1F
電話:047・489・5436
時間:11:00~15:00、17:00~20:30 (LO各30分前)
休み:日曜
座席:17席(カウンター5、テーブル12) ※禁煙
駐車場:なし
交通アクセス:京成線京成大久保駅より徒歩5分
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker千葉2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker千葉2023プレミアム麺参加店舗】
22年12月「ラーメン ししょう」(終了)、23年1月「麺や 福々三座」(終了)、2月「大勝 松戸店」(終了)、3月「房総式ラーメン JINRIKISEN」、4月「自家製手打ち麺 粋や」、6月「魚骨らーめん 鈴木さん 本店」
【取材・文=瀧本充広、撮影=島本絵梨佳】
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