グーグルは3月8日、VPNサービス「VPN by Google One」の提供対象を、同社の有料サブスクリプション「Google One」の全プランに拡大する発表した。日本のユーザーも利用可能。対応OSはWindows、macOS、iOS、Androidで、1つのGoogle Oneアカウントで最大6台までの接続に対応する。
月額250円からVPN by Google Oneを利用可能に
VPN by Google Oneはグーグルが提供するVPNサービスで、通信を暗号化したり、IPアドレスを隠して位置情報の追跡を防ぐ機能をもつ。
ユーザーはネット接続時にVPN by Google Oneを経由することで、ハッカーにメールのやり取りを覗き見られたり、ウェブサイトの管理者からIPアドレスを基に位置情報を探られるリスクを減らし、より安全にネットを使えるようになる仕組みだ。
今回の改定ではVPN by Google Oneの提供対象を拡大。これまでは「Pixel 7」シリーズまたは月額1300円以上からのGoogle Oneプレミアムプラン(2TB〜)ユーザーだけが対象だったが、新たにベーシックプラン(100GB)月額250円/年額2500円、スタンダードプラン(200GB)月額380円/年額3800円も追加された。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
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ストレージ容量 | 100GB | 200GB | 2TB〜 |
価格(月額) | 250円 | 380円 | 1300円〜 |
価格(年額) | 2500円 | 3800円 | 1万3000円〜 |
VPN by Google Oneを利用するには、ユーザーが日本やアメリカなど22の国や地域のいずれかに居住している必要がある。旅行などで居住地以外のエリアへ出向く際は、現地がVPN by Google Oneの提供地域であればサービスを利用可能だ。