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ファーウェイ通信 第190回

価格以上の強力機能を多数搭載した注目モデル!

強力ANCにマルチポイント接続、ハイレゾ対応の高コスパイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5i」レビュー

2023年03月16日 12時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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アクティブノイズキャンセリングがさらに進化
高いノイズキャンセリング深度で多くの場面で対応可能

 次に、HUAWEI FreeBuds 5iのサウンド面を見ていこう。

装着したところ。本体は比較的小型ながら、しっかりとした装着感がある

 まずアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能については、デュアルマイクシステムによる「ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング」を採用。本体部に用意された周囲のノイズを検出するフィードフォワードマイクと、外耳道内の残留ノイズを検出するフィードバックマイクの組み合わせで、より正確な逆位相音波を生成。最大42dB(※)というノイズキャンセル深度を実現している。

 ノイズキャンセル性能の向上には、ハウジング部分の形状を改良することによる密閉構造の最適化(=遮音性の向上)も貢献している。また、ファーウェイ独自の「アダプティブイヤーマッチング(AEM)」テクノロジーの搭載も特長。ユーザーによって異なる耳の形状を検出し、それぞれに最適なノイズキャンセリングを提供する。また、ノイズキャンセリングのモード設定などはスマホ用アプリ「HUAWEI AI Life」から簡単に可能だ。

 実際に、HUAWEI FreeBuds 5iのANC機能を試用。まずは自宅の仕事場だが、ノイズキャンセリングをONにすると、音楽などを鳴らさない状態でも、換気ファンやエアコンの動作音などのノイズがほぼ収まる。テレビを点けていると、音声自体は聞こえるものの、CMに入ってもフラットな聞こえ方で耳障りな感じがなくなる。

 音楽を聴いた場合は、音楽以外のノイズがほぼなくなるため集中力が高まって仕事がはかどるし、音楽なしで程よい静けさの中、作業に没頭する使い方でも良さそうだ。

 次に屋外だが、街中を歩きながらの音楽視聴では、仕事場と同様にANCの効果をしっかり実感できた。また、ザワザワとした店内でもノイズが抑えられるため、ちょっとした作業を集中してできる。ノイズキャンセリングのモードについても、HUAWEI AI Lifeで3種類から選択できるので、場所に合わせた使い方が可能だ。

アクティブノイズキャンセリングは3つのモードから選択可能

この価格帯ながらLDAC対応でハイレゾ音源も存分に楽しめる
低遅延のゲームモードも!

 サウンド面のトピックとしては、より高解像度なサウンドを楽しめる「LDAC」のサポートがある。LDAC対応のAndroidスマホとの組み合わせであれば、あらかじめ「HUAWEI AI Life」から設定をONにしておくことにより、利用が可能になる。

BluetoothのコーデックとしてLDACをサポート。ハイレゾコンテンツをしっかり楽しめる

 ハードウェア面では、10mmダイナミックドライバーユニットとポリマー複合振動板を搭載。再生周波数帯域は20Hz~40kHzで、深みのある低音とディテール豊かでクリアな高音を楽しめる。実際の音も基本的には元気な印象だが、音源を選ばないフラットさも持つ。また、先述したAEMテクノロジーは、オーディオ効果の最適化にも貢献している。

 なお、HUAWEI FreeBuds 5iでは、遅延が大幅に解消されるゲーミングモードも利用可能だ。ゲームプレイ時以外にも、Bluetoothの電波がやや途切れやすいような環境でもメリットがあるとのこと。ただ、若干バッテリー消費が大きくなるとのことなので、必要になった場面でHUAWEI AI Lifeから設定をONにする使い方がいいだろう。

HUAWEI AI Lifeで設定を変更すると、ゲームプレイ時に遅延が小さくできる。なお、OSによって表示が異なることがあるので注意してほしい

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