人気アイドルやスポーツ選手たちの
NFTコンテンツが続々登場!
ソフトバンクが3月6日、「メタバースおよびNFTの取り組みに関する説明会」を開催した。
まず、ソフトバンク サービス企画本部 本部長の原田賢悟氏から、2022年度のメタバースの取り組みと、これからの方向性について説明がなされた。
2023年度は、「ZEP」と「ZEPETO」という2つのプラットフォームでのサービスを拡張させ、さらにNFTでXRコンテンツを購入できる「NFT LAB」を開始することも発表された。
続いて、ゲストとしてZEP株式会社のCBO取締役 ティモシー・ヤン氏が登壇。「ZEP」はブラウザから接続できるため、マルチデバイスで利用できることや、5万人以上が同時に接続できるといった優位性がアピールされた。
最後に、ソフトバンク企画本部 メタバース・NFT部 部長の加藤欽一氏から、ソフトバンクが3月から開始する新サービスの詳細について説明された。
専用アプリで利用できる「ZEPETO」は大幅にリニューアル。すでに開設されているソフトバンクショップに加えて、3Dアバターで参加できる空間が広がり、さまざまなイベントの実施が可能になった。
ブラウザーからアクセスできる「ZEP」では、イベントでの利用に加えて、観光地を周遊しつつ、メタバースで特別な体験ができるサービスや、バーチャルのソフトバンクショップでの接客サービスなども予定されている。
さらに、3月7日から“使える・遊べる NFT”をコンセプトに、XRコンテンツを楽しめるNFT(非代替性トークン)を取り扱うNFT総合マーケット「NFT LAB」の提供も開始した。LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesis株式会社のプラットフォームとの連携により、LINEアカウントで簡単にログインできることが大きな特徴。なにわ男子や櫻坂46、女子プロレス団体のスターダムなど、多彩なコンテンツの提供が予定されている。
3月7日から始まる新サービスの目玉と言えるのが「なにわ男子HOUSE」だ。ソフトバンクは「ソフトバンクの最新テクノロジーで、なにわ男子とファンをつなげる」ことをコンセプトに2021年から「なにわ男子、超接近。」を展開中だが、その新しいプロジェクトという位置付けだ。
「ZEPETO」と「ZEP」の2つのプラットフォームに、なにわ男子メンバーの好きな要素が詰まった「なにわ男子HOUSE」を構築。ファンは彼らの家に遊びに行くような感覚で訪れられる趣向。なお、ソフトバンク取扱店で無料で配布される「なにわ男子HOUSE」パスポートを持っている人だけが楽しめるスペシャルコンテンツも用意される。
「なにわ男子HOSE in ZEPETO」では、なにわ男子のメンバーごとの部屋にアバターで訪れることが可能。部屋の中でメンバーの音声コンテンツを聴くこともできる。また、「ZEPETO」内でシームレスに往来できるバーチャル携帯キャリアショップ「ソフトバンクショップ in ZEPETO」で、メンバーのアバターと一緒に記念撮影ができるフォトゾーンも展開される。パスポート特典は「なにわ男子とおそろいコーデ!」。つまり、なにわ男子のおそろいのアイテムがプレゼントされる。利用には「ZEPETO」アプリが必要。3Dアバターを作成して、無料で利用できる。
「なにわ男子HOUSE in ZEP」では、2Dのなにわ男子のアバターがファンを迎えてくれる。ファン同士で交流できるトーク部屋や、メンバーのアバターが登場する3種類のオリジナルミニゲームなどを楽しめるパスポート特典は「秘密の部屋に入れる!」という、ファンにはうれしいものになるようだ。「ZEP」にはブラウザからアクセスでき、無料で利用できる。
3月7日にオープンする「NFT LAB」でも「なにわ男子HOUSE」と連動したNFTを展開。ソフトバンク取扱店でもらったパスポートを持っている場合は、なにわ男子の最新曲「Special Kiss」のオリジナルVR映像を楽しめる。また、「なにわ男子HOUSE in ZEP」の3つのミニゲームをクリアするとNFTのスペシャルコンテンツもプレゼントされる。
3つのプラットフォームで提供されるコンテンツは順次充実させていくとのことだが、まずは、なにわ男子のファンの人に教えてあげるといいだろう。ソフトバンクユーザーでなくても利用可能だ。