KDDIは2月21日より、新潟県と共同で地域発展に繋がる新規事業創出を促進する事業共創プログラム「InnoLaboNIIGATA produced by KDDI」を開始する。
新潟県は創業100年以上の企業出現数が全国3位である一方、起業するスタートアップの少なさやDXの遅れなどが課題となっていることを受け、KDDIと新潟県は2022年9月に「起業・創業および地域産業のDX推進による地域共創の実現に向けた包括的な連携に関する協定」を締結。
InnoLaboNIIGATA produced by KDDIは新潟県新潟駅南口 PLAKAを拠点とし、新しい技術やビジネスアイデアを持つスタートアップと、地域を支えてきた地域企業による事業共創の機会を提供する。地域企業(およそ20社)が、現状の課題とアセットをスタートアップに提示し、その情報を基に各スタートアップが解決策や事業共創案を地域企業へ提案。地域企業とスタートアップが交流を行ない、事業共創や協業を通じてスタートアップの先進技術による地域企業の課題解決を支援すると共に、スタートアップの事業拡大に貢献する。
具体的な活動として、KDDIの取り組み「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」で培った事業共創ノウハウを活かし、1ヵ月に1回、定期的にイベントを開催。加えて、毎月のイベントと共にスタートアップと地域企業のコミュニケーションや課題解決などをサポートし、事業共創のマッチングを支援する。
KDDIは今後、更なる地域の発展を目指し、新潟県と同様の課題を持つ自治体へ、継続的な事業共創プログラムの拡大を目指すとしている。