個人的に気になったクルマたち
それでは、筆者的に気になった車をいくつかご紹介しましょう。まず開催地が横浜ということで、F31型レパードから。人気刑事ドラマで大活躍しましたね。ちなみにお値段は? と尋ねたところ「まず動かすまでが大変で……ここまでのコンディションになると値がつかない」のだとか。
同じく刑事ドラマで活躍したDR30型スカイラインHT 2000ターボRS。赤と黒のツートーン、そしてボディサイドに書かれたRS-TURBOの金レタリングは、今も「あ! マシンRSだ」と憧れの存在です。
続いて純白のFC3S。「赤城の白い彗星」が頭に浮かぶ1台です。久しぶりに見ると「こんなに小さかったのか」と改めて思いました。こちらお値段400万円とのこと。
ST165型セリカ2000GT-FOUR。なぜか見ているとユーミンの曲を聴きながらスキーに行きたくなる1台で、このクルマにもしっかりとスキーキャリアがついていました。劇中では白は確か呉服屋の娘さんの愛車だったと思います。
スカイラインHT 2000 GT-X(KGC110)。一見「ケンメリ?」(KPGC110)に思ったのですが、よく見ると違うようです。フロントリップスポイラーやオーバーフェンダーが当時の街道レーサーな感じがして実に◎。
日産のエースドライバー、松田次生さん所有のS31フェアレディZ。恐ろしいほどピカピカの1台です。
続いて脇阪寿一監督のJZA80スープラ。スープラといったら脇阪さんですからね。
織戸 学さんのS30フェアレディZ。これまた実に見事なコンディションの1台です。
Hondaのシティ・カブリオレ。なんと走行距離3000km弱という1台で、390万円というプライスがついていました。「新型シビックが買えるじゃないか」と思うかどうかは人次第。これはコレで欲しいと思うものです。そしてモトコンポも。
MAZDAの軽ミッドシップスポーツ、オートザムAZ-1。世界最小のスーパーカーと呼ばれたクルマです。当時としては高価で実用性に乏しく、さらにAT設定がなかったことから、販売期間はわずか3年で生産台数は4409台しかないという希少性の高いクルマです。ちなみにオーナーは女性でした。
トヨタスポーツ800。ヨタハチの愛称で親しまれているクルマです。1960年台に誕生したコンパクトな2シーターで、エンジンは790㏄のOHV、最高出力は45PSでした。写真のタルガトップのほか、クーペモデルもありました。
ほかも名車はいっぱい。すべてご紹介したいのですが、ページの都合と筆者の知識不足がありますので、気になったクルマをズラッと写真だけ並べたいと思います。
ノスタルジック2デイズ、次回は来年2024年2月17~18日の2日間、パシフィコ横浜で開催するとのこと。気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。