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マカフィー「現代の恋愛に関するグローバル調査」より

すでに男性の3割はChatGPTにラブレターを代筆してもらう予定

2023年02月14日 15時30分更新

文● せきゅラボ

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ChatGPTが作ったラブレターと人間が書いたラブレターの違いを判別できなかった割合はなんと69%!

ラブレターもAI代筆の時代?

 あなたがこれからもらうラブレターは、ChatGPTの代筆かもしれませんよ?

 マカフィーは2月、AIとインターネットが恋愛や人間関係をどのように変化させているかを明らかにするため「現代の恋愛(Modern Love)」に関するアンケート調査を実施、公開しました。

 これはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、インド、ブラジル、メキシコ、そして日本の計9カ国5109人を対象とした大規模調査をまとめたもの(18歳以上対象)。

 マカフィーは本調査の結果、「サイバー犯罪者が人工知能のツールを活用して悪質な行為を拡大させる脅威があり、私たちはオンライン上での恋愛に対してより一層警戒する必要」があると警告しています。

 この調査では、ChatGPTで作ったラブレターと人間が書いたラブレターを判別できる人は、3人に1人もいませんでした。そしてすでに約3割が、デートアプリのプロフィール作成にAIを利用予定/利用中。つまり、AIを使ったなりすましを見抜くことは困難なのです。

・69%の成人が、AIツール「ChatGPT」が書いたラブレターと人間が書いたラブレターの違いを判別できず。

・全成人の31%(男性36%、女性26%)が、デートアプリのプロフィール作成にAIを利用予定、またはすでに利用中。

・成人の半数(51%)が自分または知り合いがなりすまし詐欺に遭った経験あり。AIがオンライン・デートの世界に活用されることで、恋愛詐欺に対する新たな懸念が生まれている現状が明らかに。

男性の30%、女性の22%がAIを使ってラブレターを書こうとしている

日本人も半数以上がAI製を見抜けず

 日本人に限った結果でも、53%の人がAI製か否か見分けることができなかったとのこと。ただ、現状ではラブレターをAI任せにすると答えた人の割合は日本が最低です(男性が10%、女性は4%)。なお、AIを使おうとする理由は「自信を持てるから」が27%でトップでした。

 ともかく、受け取ったテキストの相手が人間なのか、それともAIなのか、見抜くことが難しい時代に突入したようです。

・日本では、53%の成人が、AIが書いたラブレターと人間が書いたラブレターの違いを見分けることができないと回答。

・日本では、男女合わせて7%の成人がAIを使ってラブレターを書くと回答。

・AIをゴーストライターとして使う理由として最も多かったのは自信を持てるから(27%)、時間がない(21%)、インスピレーションがない(同じく21%)、10%はただ早くて簡単だから、バレないと思うからという理由。

“このラブレターを書いたのはAIか人間か?”という調査では、日本人の53%が見抜けませんでしたが、それでも世界9ヵ国のなかでは最も正解率が高い国となっています

57%が個人情報を要求された経験あり

 興味深い数字としては、57%もの人が「個人情報の共有をオンラインで求められたことがある」と答えています。しかも、そのうちの16%は生年月日、9%はパスワードの開示、そして20%が“親密な”写真やビデオの共有を求められたことがあるとのこと。

 さらに55%が現金の授受、そのうち20%は1万ドル以上を要求されたと言いますから、これはもはや詐欺の類でしょう。デートアプリやSNSではこのような犯罪と遭遇する危険性があるのです。

 一方、日本では「自分または知り合いがなりすまし詐欺に遭った経験がある」と回答した人が14%いました。

 このような結果を受けて、マカフィーは下記の提言をまとめています。

自分の身を守る行動を心がけましょう

・AIが生成したテキストに騙されないように、警戒を怠らないでください。見知らぬ人から受け取ったテキスト、メール、ダイレクトメッセージに注意しましょう。AIが作成したメッセージには、短い文章を使ったり、同じことを繰り返したりするなどの特徴があります。また、AIはプログラム上、中身がない内容を多く語ることも多いです。

・会ったことのない相手にはお金やプレゼントを送ってはいけません。

・信頼できる人に相談しましょう。恋愛の当事者は相手の怪しい点を見逃しがちです。友人や家族が心配そうなそぶりを見せたら、注意を払うようにしましょう。

・関係をゆっくり進めてください。質問をして答えに矛盾がないか確認しましょう。

・相手のプロフィール写真を画像検索してみてください。別の名前に関連づけられ、詳細が一致しない場合は、詐欺の可能性があります。

・プライバシーと個人情報保護のツールを活用しましょう。セキュリティソフトウェアは、詐欺師による悪質なリンクから保護し、ウイルス、ランサムウェア、フィッシング攻撃などの脅威から守ることができます。また、個人情報を保護し、電子メール、SSN、銀行口座、クレジットカードなど、詐欺師が使用する可能性のある情報を監視することも可能です。

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