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GoogleアプリやChromeもセキュリティを強化:

グーグル、画像検索で過激な画像のぼかしをデフォルト化へ

2023年02月12日 12時00分更新

文● @sumire_kon

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画像:PAKUTASO

 グーグルは2月7日、検索やGoogleアプリ、Chromeのセキュリティやプライバシーに関する機能を強化すると発表した。露骨な表現の画像に対するぼかし措置や、Face IDを使ったGoogleアプリのロック機能、仮想クレジットカード番号の対応拡大が主な内容だ。

画像検索:露骨な表現の画像はぼかしがデフォルト化

 グーグルの画像検索では、検索結果に含まれる露骨な表現の画像にぼかし処置が施される。

 この機能は既に18歳未満のログイン済みユーザーではデフォルトになっているが、今後数ヵ月以内にそれ以外のユーザーにも拡大する予定だ。

 なお、ぼかし処置の有無はユーザー側で設定を切り替えることができる。

iOS版Googleアプリ:Face IDによるロック機能を追加

 GoogleアプリのiOS版では、アプリ起動時にFace IDの認証を追加できるようになる。

 これにより自分のGoogleアプリを他人に勝手に使われる心配がなくなり、アプリ上に保存されたデータやユーザーのプライバシー情報をより強固に保護することが可能。

 具体的な実装スケジュールは不明だが、グーグルは間もなくこの機能を提供できるとしている。

仮想クレジットカード番号機能:American Expressを対応ブランドに追加

 仮想クレジットカード番号は、ネット通販などでクレジットカードを使う際、取引のたびに一度限りの仮のカード番号を作成することで、店舗側に本当のカード番号を知られずに済む機能だ。現在はChromeとAndroidの「Google Pay」に搭載されている。

 これまで「Capital One」のクレジットカードがこの機能に対応していたが、今回新たに「American Express」も対応ブランドに加わった。

 ただし、日本国内で発行されたAmerican Expressのカードがこの機能に対応するかは明らかにされていない。

 

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