Sansanは2月7日、NECネッツエスアイが3月より販売を開始するLGWAN-ASPサービス「Sansan セキュアアクセスサービス for LGWAN」を通じて、自治体向けに営業DXサービス「Sansan」を提供すると発表した。
自治体はインターネットと切り離された閉域ネットワークであるLGWAN(総合行政ネットワーク)を介して業務を行なっているため、パブリッククラウドを利用した各種ツールの導入やテレワークが難しいという課題がある。LGWAN-ASPは行政事務を効率化する各種クラウドサービスをLGWAN環境下でセキュアに提供することを可能にするもので、自治体でのIT化の促進や行政事務の効率化やネットワークへの重複投資の抑制を実現する。
営業DXサービスのSansanは、標準搭載された100万件を超える企業情報に、名刺やメール、ウェブフォームから蓄積した接点情報を組み合わせ、ユーザー独自のデータベースを構築できる。今回、NECネッツエスアイと共同でSansanを提供することで、自治体内での人脈情報の可視化をはじめとしたDX推進や労働生産性の向上、柔軟な働き方の実現を後押しするとしている。