フィリップス・ジャパンは2月1日に新製品発表会を開催し、若者世代(18歳~29歳)をメインターゲットとした「フィリップス シェーバー 5000X シリーズ」(以下、5000X シリーズ)を発表した。
2月8日に発売予定で、2月1日からAmazon.co.jp、ビックカメラ・エディオン・ジョーシン・コジマ・ノジマ・ヤマダデンキ・ヨドバシカメラの各家電量販店、フィリップス公式ストア楽天市場店/Yahoo!ショッピング店で先行予約受付を開始する。価格はオープンで、Amazon.co.jpでの価格は1万2980円となっていた。
ポイントは「肌に優しい」「肌に密着」「パワフルに早剃り」の3つ
前述のとおり、50000X シリーズは、大きく「肌に優しい」「肌に密着」「パワフルに早剃り」という3つの大きな特徴があり、それぞれを実現するための機能を搭載している。
まずは「肌に優しい」について。5000X シリーズは、シェーバーヘッドの1㎠あたりに10万個のマイクロビーズを備える「マイクロビーズコーティング」を施している。これにより、滑らかな剃り心地でシェービング時の刺激を減らし、肌への負担を20%低減しているという。
加えて、刺激が少なく肌荒れを起こしにくい、低アレルギー性のサージカルステンレス刃を採用しているのもポイントとなっている。
続いて「肌に密着」について。男性は、のどぼとけやあご、エラなど凹凸の部分が多いこれに合わせて、ヘッドは360度稼働する「360-Dフレックスヘッド」を採用していることで、顔や輪郭の凸凹にしっかり密着する。加えて、3つのヘッドそれぞれにある刃も同時に360度回転するため、色々な方向に生えたヒゲを効率よく巻き取ってカットするとのことだ。
最後に「パワフルに早剃り」について。50000X シリーズは、回転しない外刃と、回転する内刃を備えており、内刃は1つのヘッドに9枚、計27枚搭載している。加えて、毎分5万5000回カット可能なため、効率的にヒゲを巻き取り、カットする。
さらに、「自動研磨システム」を採用しており、常に内刃と外刃で自動研磨されるので、シャープな切れ味が持続する。替刃の交換サイクルは2年と耐久性にも優れており、面倒なオイル差しが不要なのも、魅力だ。
自立して置くスペースを省略
デザインにもこだわり
なお、5000X シリーズはデザインにもこだわっている。まず特徴として挙げられるのが、自立するという点。これにより、1人暮らしのコンパクトな洗面所といったところにも起きやすい。
また、本体は約161gと軽量のため、出張や旅行時に持ち運びやすい。加えて、携帯時に誤動作しないよう、シェーバーの電源ボタンを3秒間長押しするとロック/ロック解除が可能となっている。
加えて、5000X シリーズはIPX7に準拠していてお風呂場での使用も可能なため、滑りにくいグリップを採用しているのもポイント。さらには、グラデーションやライトなど、Z世代に受け入れやすいデザインにもこだわっている。
なお、同社は5000X シリーズの開発に2年を費やし、20回以上の消費者へのコンセプト調査、50台以上のテストサンプルの用意、1500台以上のテクニカル・クオリティテストを実施している。なお、海外ではすでに販売が開始されており、4.8+の評価と、3500以上のレビューを獲得しているとのことだ。
電源は充電式で、充電時間は約1時間で最大50分駆動が可能。カラバリは、オレンジ/アドリアブルーとアクアブルー/ブラックの2色を用意しており、トリマーの有無で2機種、計4モデルをラインアップする。
同社が初めて若者をターゲットに開発した5000X シリーズ。深剃りではなく、肌に優しい工夫が施されているため、若者だけでなく、肌が強くない方にもオススメできる製品だと思う。肌に優しいシェーバーがほしいという人や、若い人へのお祝いやプレゼントとしてもピッタリではないだろうか。