勉強中の姿をスマホで撮影してSNSにアップすると?
今どきは手元のスマホに気を取られてしまい、なかなか勉強がはかどらない子がいる一方、SNSの勉強垢で一体感を感じつつ勉強に励む子もいるなど、受験生とスマホの関係は十人十色。
今回は、ちょっと前に中高生の間で流行った「タイムラプス勉強」を紹介します。これは、机に向かって勉強している自分の姿をスマホでタイムラプス撮影してSNSに流すというもので、大人にはメリットがわかりにくいのですが、じつは勉強を持続させることに案外役立っているのだとか。
集中力も高まるようなので、気になる親御さんは子どもに勧める前に自分で試してみてはいかが?
※以下は「高校生に大人気の「タイムラプス勉強法」が凄い!」からの抜粋です。
スマホの誘惑も断ち切れて一石二鳥!
タイムラプス勉強法とは、スマホで学習している様子をタイムラプス撮影するというものだ。iOS端末なら「カメラ」アプリの「タイムラプス」で、Android端末なら「Lapse It・Time Lapse Camera」「Framelaps」などのアプリを利用すれば撮影できる。
動画は学習中の手元を中心として、時計も映るように撮影することが多い。針の動きで時間の経過が、ノートが埋まっていく様などで学習の進み具合もわかる仕組みだ。
ところで、この撮影法が「勉強法」なのには訳がある。先ほどの高校生は、実行してその理由がわかったという。「撮影している間はスマホに触れず、撮影しているからサボることもできないので、集中できる。記録として残るし、終わった後に達成感もすごい」。
また、他人の目があるとサボりづらくなるので、ビデオ通話やDiscordなどでつながりながら勉強することもあるという。「画面やスマホの向こうで友だちも勉強していると思うと集中できる」そうだ。勉強垢はもともと人と励まし合いながらする勉強法だが、他人の目がある状態を作ることでさらに集中しやすくなるというわけだ。
勉強のほかにも「タイムラプス料理」「タイムラプス掃除」など家事全般をタイムラプス動画で撮影することで家事のモチベーションを上げるといった応用も効くので、気になる方は試してみてほしい。