ファーウェイ通信 第187回

完全ワイヤレスイヤホンが収納できるスマートウォッチ!?

文字盤を開けるとイヤホンが！ 超驚きのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」が国内上陸

イヤホン部分は小型だが高性能
アクティブノイズキャンセリング機能も搭載

　HUAWEI WATCH Budsに内蔵されている完全ワイヤレスイヤホンは、八角形にカットされた円柱型という独特なデザインが特徴。カットされた角はラウンドしているので耳への当たりは柔らかく、装着感は実際に非常に良かった。

円柱型の小型サイズのイヤホン部分。イヤーチップはSMLの3種が付属している

　見た目が同じなので、LとR、どっちがどっちと迷うのではと感じた人もいたかもしれないが、実はイヤホン本体には左右の区別がなく、自動で認識する仕組みになっており、余計なことを考えずに耳に装着すればOK。ちなみにケース収納時は上下さえ合っていれば、入れる向きなどもないので、使い終わりに慌ててケースに収納しようとして、地面に落として誰かが踏んでしまった、ホームから線路に落としたといった悲劇も減りそうだ。

イヤホンをスマートウォッチに入れる場合は上下以外は特に方向や左右を考えずに収納可能。この状態でスマートウォッチのバッテリーから、イヤホンに充電もしてくれる

　重量も片耳あたり約4gと非常に軽く、軽快な着け心地が実現されている。このサイズながら、アクティブノイズキャンセリング機能もあり、音質もしっかりしていて音楽を存分に楽しめる。ファーウェイ製品ということで通話品質も重視されている。AI通話ノイズキャンセリングにより、周囲が騒がしい環境にいても、相手にはクリアに自分の声が伝わる。

耳に入れるとこのとおり。装着感は見た目以上にしっかりしており、落としてしまう不安はない。再生などの操作は本体ではなく、耳に触れることで可能だ

　ちなみにボリュームや再生などの操作は、本体が小さいのでどうするのかと感じるが、イヤホン本体でなくても、耳の前や上のあたりを同じようにタップするとイヤホンに伝わって操作できるようになっている。新しい感覚の操作性と言える。

HUAWEI WATCHシリーズの長所である強力なワークアウト関連機能
そしてバッテリーの持ちの良さもそのまま

　スマートウォッチとしての機能についても見ておこう。ファーウェイのウェアラブル製品に共通の特長であるワークアウト関連機能の充実は、HUAWEI WATCH Budsでも同様。屋内／屋外のランニングやウォーキングなど日常的な運動から本格的なトレーニングまで、多様なワークアウトのデータを記録できる。

ワークアウト関連機能は他のHUAWEI WATCHシリーズと基本的に同等。GPSも内蔵しているのでジョギングなどでの正確な測位にも対応している。イヤホンだけでなく、スマートウォッチ側に顔を近づけての通話も可能だ

　また、健康管理のための機能も豊富だ（※1）。睡眠や心拍数、血中酸素レベル、ストレスなどのモニタリングが可能で、計測したデータはAndroid／iOSの両方で提供される「HUAWEI Health」アプリで確認できる。

_{※1：医療目的で使用できません。}

血中酸素レベルの測定などにももちろん対応

　ファーウェイのウェアラブル製品に共通の特長であるバッテリー持ちの良さも、HUAWEI WATCH Budsにも受け継がれている。スマートウォッチ＋イヤホンでは3日間（※2）、スマートウォッチのみ（省エネモード）では7日間（※3）の使用が可能。ワイヤレス充電器が標準付属し、15分の充電で90分間の通話や音楽再生ができるとのこと。Qi規格準拠のパッドにも対応している。

_{※2：毎日30分間のBluetooth通話、120分間の音楽再生、心拍数モニタリングの有効化、HUAWEI TruSleepのスリープの有効化、ストレス測定の有効化、毎週180分間のワークアウト(GPSの有効化)、メッセージ通知の有効化(１日50SMSメッセージ、6コール、3アラーム)、画面を1日30分間点灯した場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
※3：設定より省エネモードを有効化、心拍数モニタリングの有効化、HUAWEI TruSleepのスリープの有効化、ストレス測定の有効化、毎週180分間のワークアウト(GPSの有効化)、メッセージ通知の有効化(１日50SMSメッセージ、6コール、3アラーム)、画面を1日30分間点灯した場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。}