Hondaの中国現地法人である本田技研工業(以下:Honda)は1月11日、東風汽車集団と共同で、Hondaの燃料電池(FC)システムを搭載した商用トラックの走行実証実験を湖北省で1月に開始したと発表した。
Hondaは、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しており、その実現に向けた技術の一つであるFCシステムの応用や展開に取り組んでいる。
本実証実験は、東風汽車集団が培ってきた商用車開発のノウハウと、Hondaが開発に取り組んでいるFC技術を掛け合わせた、中国でのカーボンニュートラル実現に向けた新たな取り組みとなる。
今後は、実走行を含むさまざまな条件下での環境適合性、燃費性能、耐久性などを確認し、商用車ユースにおけるHondaのFCシステムの有用性を検証していくとしている。