ポータブルオーディオの人気ブランドFiiOから、“音質特化型”を謳う完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「FW5」が発売された。e☆イヤホン秋葉原店本館にて2万9700円で販売中だ。
旭化成エレクトロニクスが完全ワイヤレスイヤホンのために専用開発した、DAC・アンプ一体型チップ「AK4332」を左右独立構成で搭載。ハイエンドDACチップ向けの「VELVET SOUND テクノロジー」を採用し、S/N比最大109dBかつTHD+N特性101dBという高音質設計を特徴とする。
ドライバーは高域用にKnowles製のBAドライバー×2、中・低域用にDLC素材の10mmダイナミックドライバーを搭載する2-Way 3ドライバー構成。イヤホン本体には独立した32段階のボリューム調整機能も備え、音質劣化を最小限に止めるよう工夫されている。
そのほか、QualcommのフラッグシップBluetoothチップを搭載し、Snapdragon Soundに対応するほか、LHDCやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックをサポートする点もトピック。デュアルマイク+cVcノイズキャンセリング機能によるクリアな通話機能も備えている。
イヤホン本体はIPX4の生活防水仕様で、重さは片側約6.4g。バッテリーはイヤホン単体で最大約7時間、充電ケース込みで最大約21時間持続する。