株式会社ファイバーゲート
小田原・箱根エリアの観光におけるMaaSプロジェクトへの取り組み開始
株式会社ファイバーゲート(東証プライム・札証:9450、本社:北海道札幌市、代表取締役社長:猪又 將哲、以下「ファイバーゲート」)は、日本交通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若林泰治、以下「日本交通」)の子会社である日本交通横浜株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:金田 隆司、以下「日本交通横浜」)小田原営業所のタクシー車両を対象に移動型 Wi-Fiサービスの提供を開始いたしました。 小田原・箱根エリア観光におけるMaaSプロジェクトの一環として、Wi-Fiをタクシー内に導入し地域活性化に貢献いたします。
■概要&インタビュー動画公開→https://youtu.be/s64FyU_xofY
YouTubeファイバーゲートTV→https://www.youtube.com/c/fgtvch
<導入の経緯>
日本交通横浜の小田原営業所は、小田原・箱根エリアのタクシーを運行しております。
ご乗車のお客様に向けて、以前はポケットWi-Fiをタクシー内に装備しておりましたが、通信状況が芳しく無く、ほとんど使用されないという課題があったため、コロナ禍を機に廃止いたしました。
しかし、小田原・箱根エリアでは山岳部を走ることも多く、携帯電話の電波が繋がらないことも頻発していたため、観光需要の回復に備えてWi-Fiは必要であると判断し、再度Wi-Fiの検討を開始いたしました。
そこでまずは2022年8月、数台のタクシー車両にWi-Fi機器を導入し、接続数などのアクセス分析やお客様の反応を確認するために実証実験を開始いたしました。
3ヶ月間の実証実験期間中、問題なくスムーズにWi-Fi接続ができることを確認し、2022年10月、正式に契約締結となりました。
<ファイバーゲートのタクシーWi-Fiの特徴>
1. 携帯電話の電波が入らない場所でもWi-Fi提供が可能
ファイバーゲートの移動型Wi-Fiは、キャリアフリーのSIMを搭載しています。そのため、携帯電話の電波が入らないような山岳部や臨海部でも接続が可能です。「日本交通横浜・小田原営業所のタクシーは観光のお客様がご乗車されることが多く、車内で観光スポットや飲食店をスマートフォンで調べる方がいらっしゃいます。しかし小田原・箱根エリアは山があります。携帯電話やポケットWi-Fiではどうしても電波が届かないエリアがあり、困っていました。しかしファイバーゲートのWi-Fiに切り替えてからはどこでも接続できています。」(日本交通横浜小田原営業所 川原乗務員)
2. 簡単設置で場所を選ばないWi-Fi機器
「実証実験としてファイバーゲートのWi-Fiを導入してみましたが、とにかく通信環境が安定しているので安心できました。さらにファイバーゲートのWi-Fiは、機器も小さくて設置も簡単です。現在はダッシュボードの中や運転席の横に設置していますが、自分たち職員で設置することができました。」(同小田原営業所 寺迫所長)
小型のWi-Fi機器であり、設定は既にファイバーゲートで行っているためネットワークの知識が無い方でも簡単に設置できるのが特徴です。
3. 簡易認証で観光地のPRが可能
「パスワードを入力する手間もなく、簡易認証ですぐにWi-Fiに接続できるため非常に便利です。接続後に当社のHPを閲覧できるようになっていますが、今後はこの機能をもう少し活用してみたいです。」(同小田原営業所 寺迫所長)
ファイバーゲートグループの Wi-Fi サービスは、総務省の推奨仕様に準拠したユーザー認証機能を備えるほか、認証画面のデザインを柔軟にカスタマイズすることが可能です。ユーザー認証プロセスを経ることでネットワーク犯罪を抑止する効果が期待されます。
また、カスタマイズされた認証画面上で小田原エリアの観光スポットなどをPRすることや日本交通の取り組みをご紹介できるなど、お客様に向けた情報発信に取り組むことが可能です。
(参考リリース→https://www.fibergate.co.jp/news/1686/)
<タクシーWi-Fiを使用した今後の展開>
現在はご乗車のお客様用に展開しているタクシーWi-Fiですが、今後はお客様向けへの安全対策への取り組みや、外国語対応への活用を検討しております。
カスタムUI画面に「シートベルト着用の促進」や「安全への取り組み」の案内ページを表示させることや、外国人観光客向けに多言語のPRページを展開するなど、安心してタクシーをご利用いただける取り組みに応用してまいります。
「今後は業務用タブレット機材を合わせてタクシー内に積み込み、翻訳ツールの活用で多言語対応を実施したりできたら良いですね。日本交通グループとしての共通観光アプリの開発なども検討していけたらいいです。」(日本交通・システム部 小澤課長補佐)
今後は、タクシー業務支援システムとの連携も検討してまいります。
<インタビュー動画>
今回、日本交通横浜・小田原営業所の寺迫所長はじめ、日本交通・システム部の小澤課長補佐にインタビューを実施しております。導入に至った背景や実際の通信状況など、具体的に説明しておりますのでぜひご覧ください。
■概要&インタビュー動画公開→https://youtu.be/s64FyU_xofY
YouTubeファイバーゲートTV→https://www.youtube.com/c/fgtvch
<導入概要>
導入先:日本交通横浜株式会社 小田原営業所
対象:タクシー
導入機器:Wi-Fi機器(FGN1300W搭載)3台
サービス開始時期:2022年10月1日~(2022年8月より実証実験開始)
<ファイバーゲートのフリーWi-Fi サービス>
主として、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けに、フリーWi-Fi サービス「Wi-Fi Nex(R)」を提供しております。当社サービスが導入された施設を訪れる利用者は、通信端末の機種や契約している通信キャリアに関わらず、利用登録や認証の手続き行うことで、無料でWi-Fi に接続し、快適にインターネットをご利用いただけます。
さらに、観光地向けには訪日外国人に対応した多言語接続サポートと観光ガイド機能を備えた「SHINOBI Wi-Fi(R)」サービス、旅客運送業向けのサービスとして観光バスや遊覧船、タクシー等の乗客に無料Wi-Fiサービスを提供する「Wi-FiBUS(R)」など、様々な空間に対応したフリーWi-Fiサービスを展開しております。
■株式会社ファイバーゲートについて (https://www.fibergate.co.jp/)
独立系Wi-Fiソリューション企業として、機器製造から電気通信サービスまでを一貫して手がける。
マンション・アパート等の賃貸物件オーナー向けの『ホームユース事業』と、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けの『ビジネスユース事業』を展開。
会社名:株式会社ファイバーゲート【英語表記:Fibergate Inc.】
代表者:代表取締役社長 猪又 將哲
所在地:〒060-0061 北海道札幌市中央区南 1 条西 8 丁目 10-3
設立:2000 年 9 月
証券コード:9450(東証プライム/札証)
電気通信事業者 登録番号:第 358 号
■日本交通株式会社について(http://www.nihon-kotsu.co.jp/)
創業94年(1928年創業)、グループ売上高で日本最大のハイヤー・タクシー会社です。約7,000台のタクシー(業務提携会社を含む)と約1,600台のハイヤー・運行管理請負車両、10,000名以上の乗務員が、東京・大阪を中心とした各地の公共交通を支えています。
会社名:日本交通株式会社
代表者:代表取締役会長 川鍋 一朗
代表取締役副会長 林 紀孝
代表取締役社長 若林 泰治
所在地:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル
設立:1928年4月
■日本交通横浜株式会社について(https://nikko-yokohama.com/)
日本交通横浜は、日本交通グループとして神奈川県下で約350台のタクシーを運行する会社です。箱根エリアでは1934年より営業を開始し、「桜にN」マークのタクシーとして、地域の皆様からはもとより外国人観光客からも長年にわたり親しまれています。
会社名:日本交通横浜株式会社
代表者:代表取締役 金田 隆司
本社所在地:〒245-0051 神奈川県横浜市戸塚区名瀬町1152
設立:2014年11月(箱根地区の営業開始:1934年7月)
【本サービスに関するお問い合わせ先】
ビジネスユース営業本部 東日本営業部
TEL:03-5733-1969
Email:info@fibergate.co.jp
お問い合わせ: https://www.wifibus.jp/contact/
Wi-FiBUS(R)サービスサイト:https://www.wifibus.jp/