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サードウェーブ「kirikaeki.net」、4Kフルスペック対応SDVoE AV over IP製品を発売

2022年12月15日 16時10分更新

文● ASCII

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「SDVoE対応AV over IP延長 送受信機(AVIP-P5104T-B1C/AVIP-P5104R-B1C)」

 サードウェーブは12月15日、台湾Cypress Technologyの新製品「SDVoE対応AV over IP延長 送受信機(AVIP-P5104T-B1C/AVIP-P5104R-B1C)」を、映像設備の切替器を専門に取り扱う「kirikaeki.net」にて販売開始した。

 本製品は、4K60(4Kフルスペック)対応のHDMI/DisplayPort信号を長距離延長・分配できるSDVoE対応AV over IP機器。ローカルエリアネットワーク経由(LAN経由)で建物内のあらゆる場所のディスプレーへ映像・音声を送信できる。分配数もスイッチングハブのポート数に応じて追加が可能。

 送信機と受信機間を1本のCaT6A/7ケーブルでダイレクトに接続し延長できるほか、両機器間をスイッチングハブに介したLAN経由での延長も可能。Cat6A/7ケーブルでの接続、送信機からスイッチングハブ、スイッチングハブから受信機を、それぞれ最大100mまで延長できる。LAN経由では、分配機能、マトリックス機能、ビデオウォール機能、マルチビュー(PiP/PoP/クワッドなど)機能などを搭載し、用途に合った映像構成が実現できる。

 USB 2.0およびUSB 1.1に対応し、キーボードやマウス、フラッシュメモリーなどのUSBデバイスの延長が可能。また、キーボード・マウス・映像信号を延長し、受信器側で操作することもできる。

 SDVoE(Software-Defined Video over Ethernet)に対応し、4K@60Hz(4:4:4)等、ほぼすべてのサイズの4K映像コンテンツ信号を、ビデオ品質・遅延・帯域幅低下をすることなくディスプレーに映し出せるとする。

 受信機にスケーラー機能を搭載し、受信機に入力された信号の解像度を変更して出力が可能。また、PoE(Power over Ethernet)に対応し、本機が10GbEスイッチングハブに接続されている場合、送信機・受信機へ給電できる。

 その他、マルチチャネルPCM、Dolby True HD、DTS HD Master Audioなどを含む様々なAudioフォーマットに対応する。

主な仕様

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