超人気! Clippyをあしらいそのダサさがさらにアップデート
毎年発売するたびに話題を集めているマイクロソフトの「Windows Ugly Sweater」。今年は、1990年代にWordを利用していた人には懐かしいクリップを模したキャラクターである「Clippy(クリッピー)」が描かれている。
今年も「瞬殺」で売り切れとなったが、筆者はこの話題のセーターを初めて入手することができた。
Windows Ugly Sweaterは、日本語訳された正式名称がないため、「ダサいセーター」とか、「醜いセーター」と訳されているが、毎年、その言葉を裏切らないデザインが特徴だ。
2018年に発売された第1弾では「Windows 95」をモチーフにしたのに続き、2019年には「Windows XP」のロゴデザインを採用。2020年には、「Microsoft Paint」を題材にしたセーターを追加。2021年は「Minesweeper」が施されたセーターが発売された。そして、5年目となる今年は、「Clippy」のデザインで登場。ダサさは、さらにアップグレードした感じだ。
このセーターを販売しているXbox Gear Shopのサイトでは、「セーターにクリップをつけて、ホリデーセーターパーティーのベストドレッサーになりましょう」などと呼びかけている。
ちなみに、毎年のセーターのデザインの選定は、Windowsのソーシャルチームが、SNS上でのユーザーの声などをベースに行っているという。
Teams背景や学生への寄付も
2022年版は、すでに売り切れてしまったが、発売時点では、日本を含む全世界からの購入が可能で、価格は1万295円。サイズはSM、M、L、XL、2XL、3XLと豊富に用意。世界中の様々な人が着られるようにしていた。
そして、Windows Ugly Sweaterの特徴は、売上げをもとに、College Success Foundationに、10万ドルの寄付が行われていることだ。これにより、恵まれない学生たちに教育の機会を支援し、大学に通えるようにしているという。
発売から5年目を迎えて、いまや冬突入前の風物詩ともなったWindows Ugly Sweater。まだ、購入したことがない人は、ぜひ来年は購入に挑戦し、パーティーのベストドレッサーを目指してほしい。
また、Clippyのファンには、Teamsの背景などに利用できるClippy のHoliday backgroundsが用意されている。日本のサイトにはないので、Clippyファンは、ここから入手してほしい。