『CoD MWII』『Apex Legends』『Fortnite』など人気ゲームで計測してみた!
<Legion 570i>で最新メジャーゲームはどれだけ快適に遊べる!? 主要7タイトルでベンチマーク実測!
メジャータイトル7作品でベンチマークテスト
本稿の狙いはズバリ、「<Legion 570i>でどれくらい快適にゲームが遊べるのか」を実測すること。そのため、ベンチマークモードのあるゲームタイトル数本でのベンチマークの実施と、現在人気のタイトルでのFPS計測を行ってみた。
テストタイトル | ||
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タイトル | ジャンル | メーカー |
Fortnite | バトルロイヤル | Epic Games |
Apex Legends | バトルロイヤル | エレクトロニック・アーツ |
Call of Duty | Modern Warfare II | FPS | アクティビジョン |
Forza Horizon 5 | レース | マイクロソフト・スタジオ |
Horizon Zero Dawn | オープンワールド | PlayStation PC LLC |
サイバーパンク2077 | オープンワールド | CD Projekt RED |
レッド・デッド・リデンプション2 | オープンワールド | Rockstar Games |
結果を紹介する前に、まずゲームを快適に楽しめるかの基準を記しておこう。最も大事なのは、動作スペックを満たしているか。動作可能スペックはもちろん、推奨スペックを超えてなお、快適に動作するのかを知ることが大事だ。その点<Legion 570i>ならば、よほどのことがない限り問題ないだろう。
続いて注目して欲しいのは、プレイの快適さに直結するフレームレート“fps”の数値。ここでいうfpsとはflame par second。つまり、1秒間にどれくらいの画面の書き換えが行われているかを表す数値だ。一般的には60fpsがあれば画面のカクつきを気にせずプレイでき、オーバー100fpsならば「ヌルヌル動く」が体感できると言われている。以下のベンチマークでは、その点を重点的に見ていきたい。
なお、ベンチマークの測定は最新グラフィックドライバーをインストールしたのち、PCを電源に接続した上でサーマル・モード設定を“パフォーマンスモード”にセット。その上で、すべてのタイトルでグラフィックスの設定をプリセットで選べる「最高」にし、表示解像度は一般的にゲームプレイで利用されるFHD(1920×1080ドット)で行っている。その状態で60fps以上での動作が確認できれば、イコール快適に遊べると判断していいだろう。より高いfpsでのプレイを望むなら、そこからグラフィックスの設定を下げていくといい。
繰り返しになるが、今回のテストはメモリーを32GBにカスタムした<82RB00HVJP>での計測結果なので、あくまで参考値として見てほしい。
人気シュータ-でも高いフレームレートで安定!
まずは近年もっとも遊ばれているシューター2タイトルでfps計測を行ってみた。計測時のPCの設定はパフォーマンス・モードとし、プレイ中にフレームレート解析ソフト「CapFrameX」を用いて測定した。
Fortnite
2017年7月にEpic Gamesよりリリースされた対戦型のアクションシューター。長らく人気のあるタイトルだけに、動作の具合が気になるユーザーも多いだろう。
測定は、グラフィックス設定を「最高」とし、フレームレートは無制限、Direct X12使用として行った。その結果は【平均 71.2 fps】。「最高」設定でも60fpsは超えているが、よりハイフレームレートを望むなら設定を変えるといいだろう。『Fortnite』プレイヤーの間ではあえてグラフィックス設定を下げて高fpsを選ぶ傾向にあるが、<Legion 570i>ならばそのあたりを気にしなくとも快適なプレイが楽しめるだろう。
Apex Legends
2019年2月にエレクトロニック・アーツが提供を開始した、チームで戦うバトルロイヤル系シューター。日本でのユーザーが多いタイトルだが、その結果やいかに?
結果は、【平均 148.2 fps】と、かなりの好成績。シュータージャンルでは、高fpsであるほど敵の細かな動きを察知できて有利になる。<Legion 570i>の性能は、勝利への近道だとも言える。
両タイトルともに、設定の手間を考えずに高fpsでの描画が可能であることがわかった。ゲーミングPCとしてはコンパクトな筐体に、ハイエンドなスペックがぎっしり詰め込まれた<Legion 570i>は、多くのゲームを快適に楽しむのにうってつけと言えそうだ。
メジャータイトルのベンチマークモードの結果はすべて快適!
次に、ゲーム内にベンチマークモードを持つ人気作品5タイトルの計測結果を見ていこう。FPS(First-person shooter)、レースゲーム、オープンワールドと、ジャンルも多岐に渡るタイトルを揃えたので、それぞれ参考にしてみてほしい。
Call of Duty | Modern Warfare II
2022年10月にアクティビジョンより発売されたばかりの最新タイトル。傑作FPSシリーズの最新作だけに、要求されるスペックも高めに設定されている。果たして結果は?
『Call of Duty | Modern Warfare II』ベンチマーク結果 | ||
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平均 | Low 5th | Low 1st |
115 fps | 90 fps | 79 fps |
(c) 2022 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION、CALL OF DUTYおよびMODERN WARFAREはActivision Publishing, Inc.の商標です。その他の商標や製品名はその所有者に帰属します。
ベンチマークモードを実行した結果は【平均 115 fps】。1人用のキャンペーンモードの評価が高いタイトルだけに、画像の美しさとfpsの高さが両立できているのはありがたいところだ。
Forza Horizon 5
2021年11月にマイクロソフトよりリリースされたレースゲーム。広大なマップを自由に走り回れるオープンワールドであることが特徴だ。元よりレースゲームは「ハードの性能がモロに反映される」と言われることがあるが、結果はどうなっただろうか。なお、リフレッシュレートの設定も可能であるため、最高の165Hzに設定したうえでベンチマークを実行した。
『Forza Horizon 5』ベンチマーク結果 | |||
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FPS 平均 | FPS 最小 | FPS最大 | |
CPUシミュレーション | 224.8 fps | 197.0 fps | 253.8 fps |
CPUレンダリング | 112.9 fps | 90.5 fps | 135.9 fps |
GPU | 99.9 fps | 84.4 fps | 118.1 fps |
トータル | 平均 94 fps |
画質設定を「最高」で計測したところ【平均 94 fps】という結果に。これならば、リアルタイムレイトレーシングによる光の表現の美しさを感じつつの、快適なプレイが楽しめるだろう。参考までに最上位の「エクストリーム」画質でも計測を行ったところ、結果は【平均 29 fps】。流石にこの設定でのプレイには少し力不足といったところか。
Horizon Zero Dawn
近代文明が崩壊し、機械の動物たちが地上を闊歩する世界を冒険するオープンワールド・アクションRPG。発売は2020年8月だが、オリジナルは2017年3月に発売されたPlayStation 4版となる。
『Horizon Zero Dawn』ベンチマーク結果 | |
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平均 | 123 fps |
Max | 203 fps |
Min | 16 fps |
Horizon Zero Dawn ™ Complete Edition (c)2020 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. “Horizon Zero Dawn” is a trademark of Sony Interactive Entertainment Europe. All rights reserved.
ベンチマークモードの結果は、【平均 123 fps】という好成績。オープンワールドというゲーム性がどれだけリソースを要求するものか分からなかったが、これなら主人公アーロイを操ってのハンティングも快適にこなせるはず。
サイバーパンク2077
『ウィッチャー3』を開発したポーランドのメーカーCD Projektより発売された、SFオープンワールドPRG。2020年12月発売とすでに発売から2年が経過しているが、発売当時からその激重ぶりが話題になったことを覚えている人もいることだろう。
『サイバーパンク2077』ベンチマーク結果 | |
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平均 | 52.73 fps |
最大 | 72.53 fps |
最低 | 16.11 fps |
(c) CD PROJEKT S.A. All rights reserved. All other copyrights and trademarks are the property of their respective owners.
【平均 52.73 fps】とまずまず快適という結果に。ベンチマークの様子を見ていると、画像処理が重なるシーンなど、若干の多少のカクつきが見られる箇所もありはしたが、実際にプレイしているぶんにはさほど気にならない程度だった。
レッド・デッド・リデンプション2
いいも悪いもプレイヤー次第な“西部劇版GTA”とも称されるオープンワールドアクション。開発・発売はRockstar Games。発売は2018年10月と少々古いものの、当時から要求スペックは高めだったので測定してみた。
『レッド・デッド・リデンプション2』ベンチマーク結果 | |
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平均 | 66.454 fps |
最大 | 119.973 fps |
最小 | 17.5209 fps |
結果は【平均 66.454 fps】とまずまずの結果。吹雪のようなパーティクル表現のあるシーンでのfpsの落ち込みが見られたが、それ以外のシーンではスムーズな描画。快適に西部開拓時代の世界を闊歩できるだろう。
このように、今回試したほぼすべてのタイトルで平均で60fpsに近い数値、あるいはそれ以上のfpsで動作することが確認できた。<Legion 570i>のスペックならば、本体だけで最新作を含む人気PCゲームの魅力を十二分に味わうことができるだろう。
余談だが、今回ベンチマークモードを実施したタイトルは、多くが100GB級のストレージ容量を必要とするものだった。必然的に空き具合が気になってくるところだが、1TBのSSDが搭載された<Legion 570i>ならば、すべてを一度に保存することができたこともお伝えしておきたい。
また、Xbox Game PassやSteamなど、異なるサービスやゲームプラットフォームのゲームタイトルを一元管理できる「Legion Arena」というLagionシリーズ向けオリジナルアプリもプリインストールされている。こうした、メーカー製ゲーミングPCならではの便利なアプリが用意されているのもありがたい点だ。
ちなみに、ASCII.jpでは、過去に、<Legion 570i>を使って、そのほかの一般的なベンチマークテストやMMO RPGをプレイした際の使用感などをレポートした記事を掲載しているので、興味のある方はぜひこちらも参考にしていただきたい。
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ゲームだけでなく、仕事でも快適に使える!
もちろん、ゲームのみならず、このハイスペックを仕事に生かすのもありだ。<Legion 570i>には、「Microsoft Office Home & Business 2021」がプリインストールされているモデルも用意されており、ビジネスシーンでも活躍してくれる。
プライベートでの仲間と通話しながらでもヌルヌル動くゲーミングから、オフィスソフトを駆使しながら快適なオンラインミーティングを行うなど、幅広い用途に利用できる。2023年のゲームや仕事用の新たな相棒となるPCを探しているなら、ぜひ、この<Legion 570i>の導入を検討してみてほしい。
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