このページの本文へ

11月17日に発売された<LAVIE Tab T10>シリーズの上位モデル

Androidタブレット<T1075/EAS>は、個人でも家族でも快適に扱える逸品だ

2022年12月20日 11時00分更新

文● 山口優 編集●市川/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エンタメなどに最適!
高精細な液晶ディスプレーとクアッドスピーカーを搭載

 <T1075/EAS>のディスプレーは、フルHDを超える「2000×1200ドット」という高精細なIPS液晶パネルを採用している。特徴としては、色再現性が高く、斜めから見ても色味の変化が少ないことだろう。さまざまな写真や動画を表示してみたが、鮮やかな花の色や人肌のなめらかなグラデーションなどもきれいに表現されていた。

 グレアパネルにより明るい場所では映り込みが多少気になるものの、黒が締まって見えるため動画視聴などにピッタリだ。メリハリのある映像で、臨場感たっぷりの視聴体験ができそうだ。

 ディスプレー上部のフロントカメラは顔認証に対応しており、画面に顔を向けるだけでパスワードやパターンなどを入力せずにサインインできる。認識スピードは高速で、今回試した限りでは認識ミスもなく精度は高そうだった。また、画面の向きが横向きでも縦向きでも、問題なく認識されたのは評価できる部分だ。

フロントカメラは顔認証に対応しており、事前に顔を登録しておけばパスワードやパターンなどを入力せずサインインできる

 スピーカーは、本体左側面と右側面にそれぞれ2個ずつ、合計4つ搭載されている。両手で本体を持ったときに指がかかりにくい場所に内蔵されているのは好印象だった。

 Dolby Atmosに対応しており、動画配信サービスなどで提供されている対応コンテンツを再生すると、スピーカーのある方向だけでなく、頭上や体の横などさまざまな方向から音が聞こえ、没入感のあるサウンドを楽しむことが可能だ。

内蔵のクアッドスピーカーはDolby Atmosに対応する。設定では、コンテンツを自動認識して調節する「動的」と、映画やテレビ番組用の「ムービー」、音楽鑑賞用の「音楽」から選択できるようになっているが、通常は「動的」のままで十分だろう

 通常の動画や音楽なども音の奥行きや広がりが感じられ、タブレット内蔵のスピーカーとしては音質が良好だった。低・中音域が聴き取りやすいうえに高域もクリアで、ボリュームを上げても音が割れづらい。

 ミニジャックが搭載されているため、有線イヤフォンやヘッドフォンをつないで使用することもできるが、本製品で音楽を聴く場合はなるべく内蔵スピーカーを使いたいと感じた。

 別売になるが、専用のカバー「タブレットカバー(PC-AC-AD032C)」と、スタイラスペン「デジタルペンG(PC-AC-AD031C)」がオプションとして用意されている。

<T1075/EAS>の専用カバー「タブレットカバー(PC-AC-AD032C)」と、スタイラスペン「デジタルペンG(PC-AC-AD031C)」。※別売り

 カバーは二つ折りの手帳タイプ(フォリオカバー)で、前面を折りたたんでスタンドとして使うことも可能。ペンは4096段階の筆圧感知に対応しており、対応アプリなら線の太さや濃淡を描き分けやすいので、お絵描き用途などにおすすめだ。

タブレットカバーを本体に装着すれば、スタンドとしても使える

カテゴリートップへ

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン