初参戦でクラス2位表彰台!
今後のレースでの活躍も期待!
4時間が経過した段階で、武藤選手と2位の差は約42秒。その後、チームのベストラップ2分22秒109を出すなど、奮闘をみせます。2番手を走行していたマシンが、いつしか順位が転落。
5時間が経過しレースは終盤へ。マシンは順調に走行し、ピット内には拍手が沸き上がります。そしてファイナルラップに入り、ピットレーンがクローズすると、チームスタッフ全員がピットウォールに駆け寄り、マシンの帰還を待ちます。
トップとは約49秒差のクラス2位でチェッカーを受けると、4ヵ月にわたる苦労が報われたのか、TYPE R 30周年の記念日という重責から解放されたのか、誰の目にも涙が。まるで優勝したかのような雰囲気です。
初戦でここまでの成績が得られたのは、FK8でS耐に参戦し、そのノウハウをFL5に投入したからにほかなりません。参戦を通して、人づくり、モノづくり、モータースポーツの発展への貢献は、その実を結びつつあるようです。木立さんは「高い戦闘力が示せてよかったです。来年はチャンピオンを取りに行きますよ」と、早くも来シーズンの豊富を語りました。
2023年のスーパー耐久シリーズ開幕戦は2023年3月18~19日の2日間、鈴鹿サーキットで行なわれます。Hondaの従業員有志によるサークル活動、来年も楽しめそうです。