宮城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker宮城2023」(発売中)の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」シリーズ。「宮城を感じる食材」をテーマに、6店舗がバトンをつないでいく。第2弾となる2022年12月は、名取市の名店「天然だしラーメン 潮の音」が登場。今が旬の鳴瀬のカキをあっさり&濃厚の2味のスープで楽しませる!
【2022年12月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)開催】奥松島名物・鳴瀬のカキを使った味変ラーメン!
「みやぎのかき 潮から味噌」(1300円)。1日10杯限定
宮城を代表する海の幸・カキ。なかでも11月~翌2月に出荷される鳴瀬のカキが誉れ高い。プランクトンが豊富な奥松島の漁場で育ち、大ぶりで旨味と甘味が強いのが特徴。そんな逸品を堪能できるのが「みやぎのかき 潮から味噌」だ。
スープは煮干しや節系、昆布、アサリなどの和ダシに、鳴瀬のカキを合わせている。あっさりと繊細な味わいで、カキの旨味がじんわりと伝わる。麺は京都の有名製麺所「麺屋 棣鄂(ていがく)」の中細ストレート。なめらかな舌触りで喉越しがよく、啜るたびにスープの上品な香りが鼻を抜けていく。
さらに具にも鳴瀬のカキを使用。スープと一緒に煮込んだのち、表面をバーナーで香ばしく炙っている。プリプリの食感で、噛むと濃厚なエキスが口いっぱいに広がる。
これだけでも十分な完成度だが、さらに仕掛けを用意。丼の縁に添えられた焼き味噌だ。仙台味噌と秋田の麹味噌を独自に配合したオリジナルで、塩味と甘味のバランスが絶妙。途中からスープに溶かすと濃厚な味噌スープに変化する。もちろん炙りカキに乗せて食べてもおいしい。
店主の髙橋亮一さんは、宮城県庁に勤めていた元公務員。ラーメンの食べ歩きが趣味で、その杯数は20年間で3000杯にも及んだそう。ラーメン好きが高じて、55歳で早期退職。2015年に名取市に「潮の音」を創業した。「我々の世代でも食べやすい一杯」(髙橋さん)を目指し、動物系不使用の天然だしラーメンを考案。魚介のみでダシをとった奥深いスープが評判になり、人気店となった。
「潮の音」は季節の限定麺も有名。春はアサリ、夏はホヤ、秋・冬はカキで、例年楽しみにしているファンが多い。特に鳴瀬のカキを使った炙りかき潮麺1500円が人気だが、今回はそれとは異なる新たな一杯を披露する。「今年は鳴瀬のカキが品薄で、来年1月以降は手に入らなくなるかもしれません。ぜひこの機会に鳴瀬のカキを味わってください」。そんなプレミアムな一杯で宮城の冬を感じよう!
【実施日】2022年12月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)開催。1日10杯限定
【天然だしラーメン 潮の音】
住所:宮城県名取市相互台1-10-1
電話:なし
時間:11時~13時30分、17時~20時、日曜・祝日9時~14時、水曜11時~13時30分(各LO)※変動あり
休み:木曜
席数:14席(テーブルのみ)※禁煙
駐車場:26台(共用・無料)
交通アクセス:東北自動車道・仙台南ICより車で約5分
※最新情報は公式Twitterでご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker宮城2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker宮城2023プレミアム限定麺参加店舗】
2022年11月「りっすい社」(終了)、12月「天然だしラーメン 潮の音」、2023年2月「心温食堂(神)」、4月「仙臺 くろく」、6月「ガリデブチュウ」、8月「自家製麺 鶏中華そば 火鳥」
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