キヤノン株式会社
キヤノングループが持つ技術を分かりやすく解説する「キヤノンテクノロジーサイト」にて、カタログや書籍、チケットなどの商業印刷分野で活用が進む、高速デジタル印刷機の高画質化を実現した「プリント画質定量評価技術」の紹介ページを公開しました。
<キヤノンテクノロジーサイト「最先端を切り拓く技術 ~プリント画質定量評価技術~」>
https://global.canon/ja/technology/iqq-evaluation-2022.html?utm_source=media&utm_medium=referral&utm_campaign=20221122techpr
ポイント1: 印刷品質の壁
商業印刷分野では、主流だったオフセット印刷から、多品種少量化のニーズに適したデジタル印刷へのシフトが進んでいます。一方、写真やカタログのデジタル印刷では、印刷スピードを高速化すると、十分な画質が出せないという課題がありました。
ポイント2: 主観評価を普遍的なものに
これまで、画質のノイズや文字の鮮明度などの評価は人の主観が頼りでした。キヤノンは長年培ったノウハウを結集し、「人がどう感じるか」を点数化する「プリント画質定量評価技術」を開発。安定した画質評価に基づいて、世界中で製品開発を進められるようになりました。
ポイント3:高速デジタル印刷の弱点を克服
画質定量評価技術をベースに高画質化を追求し、印刷物の「スジ」や「粒状性(ざらざら感)」という課題を解消。この技術を用いて製品化したvarioPRINT iXシリーズは、画質が重視されるグラフィックアーツ市場で活用されています。