ウイングアーク1stは11月17日、売上高100億円以上の企業の役職者を対象にDX人材およびデータ活用の実態調査を行なった結果を公開した。
自社のデータ活用レベル「業務改善、オペレーション効率化」はわずか25.5%、「全く行なっていない」は11.2%と回答。およそ半数の企業で社内の非専門家がデータ活用・分析を実施し、そのうち50%が属人的に実施しているという。また、データ活用/分析を行なう非専門家の6割以上が自身でデータ活用/分析を行なうことに不安と回答しつつも、データ活用/分析によりおよそ4割が「効率的な経営判断ができている」と回答している。
ウイングアーク1stでは、データ分析において外部人材の採用率はまだ低いものの、今後は有効なデータ活用の効果に期待する企業の役職者からは、社内の人材育成のためにも専門スキルのあるDX人材の起用に前向きになりつつあるとコメントしている。