ワークステーションやサーバーなど、CPUの性能とメモリーの容量が重要になる用途で活躍してくれるサイコムのBTOパソコン「Lepton WS3900WRX80A」。前回は高性能CPUを冷却するクーラーやPCの内部を中心にチェックしたが、今回はその性能について見ていこう。
Lepton WS3900WRX80A | ||
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標準構成の主なスペック | 試用機の主なスペック | |
CPU | AMD「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」 (32コア/64スレッド、最大4.5GHz) |
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CPU クーラー |
Fractal Design「Celsius S36 FD-WCU-CELSIUS-S36-BK」 (簡易水冷、360mmラジエーター) |
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マザー ボード |
ASRock「WRX80 Creator」(AMD WRX80、E-ATX) | |
メモリー | 8GB×4、DDR4-3200 <メジャーチップ・8層基板> |
32GB×4、DDR4-3200 <メジャーチップ・8層基板> |
ストレージ | Crucial「P5 Plus CT1000P5PSSD8」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
Western Digital「WD_Black SN850X NVMe SSD WDS100T2X0E」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
ビデオ カード |
GeForce GT 730 | MSI「N730K-2GD3H/LPV1」 (GeForce GT 730、2GB DDR3) |
電源 ユニット |
Corsair「RM1000x 2021 CP-9020201-JP」 (1000W、80 PLUS GOLD) |
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PCケース | Fractal Design「Torrent Black Solid FD-C-TOR1A-05」 (SSI-EEB、フルタワー) |
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PCケース ファン |
Fractal Design「Dynamic X2 GP-14」(140mm) | |
OS | Microsoft「Windows 10 Home 64bit」 | |
直販価格 | 94万8830円~ | 100万4310円 |
スペックを見てもらえるとわかるが、CPUは32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」とかなりハイスペックなものを採用している。一方で、ビデオカードはGeForce GT 730搭載モデルで、画面が表示できればいいというもの。そのため、ゲーミング性能はまったく期待できない。
また、Tensorコアを搭載していないため、GPU向けのAI処理で使いたい人はビデオカードのカスタマイズが必須になるだろう。BTOメニューは豊富で、非搭載(なし)からGeForce RTX 30シリーズのハイエンドまで、30種類以上の選択肢から選べる点がうれしい。