サクサホールディングス株式会社
~メール添付ファイルを専用クラウド経由で安心・安全に送受信、標的型攻撃に備える訓練サービスを付帯~
サクサホールディングス株式会社のプロダクト事業を展開する中核会社であるサクサ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 丸井武⼠)は、情報システム部門のない中堅・中小企業に向けて、安心・安全・快適・便利なオフィス空間を実現する「Office AGENT」シリーズの新製品「GE2000」シリーズを2022年11月16日から発売いたします。
背景
昨今、サイバー攻撃が巧妙化してきており、市場ではEmotetをはじめ添付ファイルを利用したウイルス感染による情報漏洩事故が多数報告されております。そのような状況下でパスワード付きzipファイルを添付するメール送信(PPAP)の場合、受信者はウイルスチェックできないことが問題視され、官公庁や大手企業でPPAPの利用廃止が拡大しています。GE2000では、従来のPPAPに加え、添付ファイルをクラウド経由で安心・安全に送受信する新機能を実装します。
また、機密情報を盗み取ることなどを目的として、特定の個人や組織を狙った攻撃(標的型攻撃)が増えてきております。業務関連メールを装ったウイルス付きメールを送る手口(標的型攻撃メール)は完璧な防御対策を立てることが困難であるため、対策するには従業員のリテラシー向上が求められます。GE2000では、標的型攻撃メールに対する従業員のリテラシー向上を促す訓練サービス1年分を標準付帯します。
■「GE2000」詳細URL
https://www.saxa.co.jp/product/ge2000/
主な特長
1.メール添付ファイルを安全にお届けできる機能を搭載
ネットワーク配下の端末(PC、サーバ、モバイル端末など)からの送信メールを、GE2000にてメールと添付ファイルに分割します。添付ファイルはサクサ専用クラウドにアップロードし、ダウンロード用のURLを元メールに付加して送信します。
受信者はメール本文記載のURLを介して添付ファイルをダウンロードするので安全に添付ファイルを受信できます。(UTMなどのセキュリティ機器でのウイルスチェックが可能)一連の処理はGE2000が自動で実施するため、送信者はこれまで通りの操作で送信できます。
2.標的型攻撃メールに対する従業員のリテラシー向上を促す訓練サービス「メートレ」を標準付帯
「メートレ」とは、標的型攻撃を模した訓練メールを定期配信(年2回実施)するサービスです。従業員への標的型攻撃メールの見分け方の理解、脅威へのリテラシー向上が図れます。GE2000導入による効果に加え、従業員の意識向上により強固な情報漏洩対策が可能となります。また、訓練結果とともに、情報セキュリティに関する教育コンテンツを配信しますので、従業員のセキュリティ知識の向上にも効果があります。(1年:年2回実施分を標準付帯)
■「メートレ」詳細URL
https://www.saxa.co.jp/product/mail_training/
3.エンドポイントセキュリティ「ESET PROTECTソリューション」をバンドル
GE2000シリーズにバンドルする(E)シリーズ(イーシリーズ)のエンドポイントセキュリティは、高度な機械学習やヒューリスティック技術※を搭載し、検出力の高さと誤検知率の低さに定評のある「ESET PROTECTソリューション」を採用し、さらなる安心・安全を提供します。
※ヒューリスティック技術とは「静的解析(プログラムコード解析)」「動的解析(エミュレータ)」「遺伝子工学的解析(ジェネリックシグネチャ)」の3つの機能で悪意のある振舞いの特性を識別しマルウェアを検出します。
販売目標
2年間で10,000台
標準価格