Skyworth Digital Technology、RDKコンテンツの拡充を目指して、「NetRange Smart TV Portal for RDK」を採用
ACCESS
- SkyworthのRDKデバイスを通じて、主要ストリーミングプラットフォームに加えて、世界各地でローカルVODコンテンツを視聴者へ提供 -
スマートテレビやOTTエコシステム向けホワイトレーベル型ターンキーソリューションのグローバルプロバイダーであるNetRange MMH GmbH(本社:ドイツ・ハンブルク、マネージング・ディレクター:青野 政博、以下、NetRange)は、「NetRange Smart TV Portal for RDK」と「NetFront(R) Browser BE」が、Shenzhen Skyworth Digital Technology (本社:中国・深セン、以下、Skyworth Digital Technology)に採用されたことを発表いたします。この度の採用により、Skyworth Digital Technologyは、世界各地でローカルコンテンツを同社RDK(Reference Design Kit))セットトップボックスに搭載して視聴者へ提供することが出来るようになります。RDKは、セットトップボックスおよびスマートテレビ向けの高性能なオープンソースソフトウェアプラットフォームであり、世界中の多くの大手テレビ事業者に採用されています。
Skyworth Digital Technologyは、
「当社のお客様はRDKプラットフォームへの切り替えを真剣に検討されていますが、この背景にはコストメリットやカスタマイズの柔軟性をはじめとした数多くの理由があります。NetRangeとの協業により、今日の消費者ニーズを満たすライブ/VOD(Video On Demand)の全サービスを当社RDK対応デバイスに搭載できるようになります。『NetRange Smart TV Portal for RDK』は、世界中のローカルエンターテインメント、スポーツ、ニュース、子供向けVOD、ライブテレビ、ゲームへのアクセスを視聴者向けに提供しています。NetRangeにより、当社は、当社RDKセットトップボックスを通じて、世界のどの地域でもローカルコンテンツへのアクセスを可能とする真のワンストップショップを実現することができます」と述べています。
ACCESS 最高技術責任者(CTO) 植松 理昌は、
「Skyworthは、大手テレビ事業者向けにセットトップボックスを提供する業界のリーダーです。Skyworth のRDK対応デバイスを使用する視聴者が、『NetRange Smart TV Portal for RDK』の提供するコンテンツを楽しめるようになることを嬉しく思います。『NetFront Browser BE』とDRM(デジタル著作権管理)サポートが組み合わされた『NetRange Smart TV Portal for RDK』により、Skyworthは幅広いコンテンツとエンターテインメントサービスを非常に容易に提供することができます。消費者に感動を与えられるRDKソリューションとカスタマイズメリットの両方に対する事業者ニーズの高まりに応えるために、Skyworthと協力していくことを楽しみにしています」と述べています。
「NetRange Smart TV Portal」およびApp Storeは、放送局、事業者、コンテンツ制作会社、テレビ/セットトップボックスメーカー、メディア、エンターテインメント配信事業者が、コネクテッドテレビやスマートテレビへのニーズに応えるために最もシンプルな手段を提供します。「NetRange」のサービスポートフォリオは、ビジネスモデル、UI(User Interface)設計およびコンセプト、バックエンドの開発および構築、CMS(Content Management System)およびハードウェアとポータルとの統合、本番運用まで、必要なすべてのプロセスを網羅しています。「NetRange」は、ポータルの開発および保守、並びに世界規模でのコンテンツポートフォリオの拡充を継続的に行っています。「NetRange」のポータルおよびエコシステムは、グローバルなソリューションとして運用することも、特定の国に特化して設計することも可能です。「NetRange Smart TV Portal for RDK」は、多くの事業者が高く評価しているように、高性能で高度にカスタマイズされた環境へコンテンツが提供できるように設計されています。
■Shenzhen Skyworth Digital Technologyについて
Shenzhen Skyworth Digital Technologyは、コネクテッドホーム製品/ソリューションの世界的なプロバイダーです。同社は、ネットワーク、デジタル化、コネクテッドホーム向けソリューションにおけるイノベーションの提供を通じて製品/サービスを継続的に進化させ、絶えず変化するグローバル顧客のコンテンツ消費習慣に対応しています。現在、世界最大のセットトップボックスメーカーであり、ブロードバンドCPEとIoTの製品およびソリューションのメーカーとしても急成長を遂げています。
https://en.skyworthdigital.com/
■NetRangeについて
株式会社ACCESS(東証プライム:4813)の連結子会社であるNetRangeは、スマートテレビ向けアプリストアにおけるパイオニアであり、スマートテレビにホワイトレーベル型のOTTエコシステムやアプリストアを提供するターンキーソリューションのグローバルプロバイダーです。
NetRangeは、UI設計、支払い・請求・顧客管理、コンテンツアグリゲーション、グローバルCDN等のバックエンドサービス、セカンドレベルサポート、グローバルブランド(家電/テレビ/セットトップボックス/小売業者/通信事業者)向けアプリ開発等、統合型フルサービスのソリューションを運営しています。グローバルブランドの顧客企業には、Vodafone、Grundig、Arçelik、TCL、Skyworth、シャープ、Loewe、長虹電器、IKEA、MSH、Thomson HD+等100社以上が含まれます。フル機能を備えたNetRangeのスマートテレビ向けアプリストアは、ローカルおよびグローバルなプレミアムVODストア、IP経由のリニアテレビチャンネル、クラウドゲーム、スポーツ生中継、音楽、ライフスタイルのアプリ等を取り揃えています。現在、全世界100カ国以上のテレビ視聴者がNetRangeを介してコンテンツを視聴しています。
また、NetRangeはコンテンツ業界とのネットワークや放送技術の専門知識を活用し、車載インフォテインメントプラットフォーム「ACCESS Twine™ for Car,」と、クライアントベースのスマートテレビOS「VISNOS」を提供しています。「VISNOS」は、低電力消費のCPUを搭載したデバイスでフル機能のスマートテレビを実現し、テレビメーカーの部品コストを大幅に削減します。スマートテレビはACCESSのブラウザが搭載されているマーケットであり、NetRangeは、ACCESSグループの一員としてブラウザ上にコンテンツ・OTTサービスを付加価値として提供しています。
https://netrange.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび500社を超える企業への採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFrontは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。