予算や用途に合わせて選べる2モデルを検証
これ1台で十分かも!? レノボの Chromebook を仕事やプライベートで使ってみたら快適すぎた
用途に合わせて使うスタイルを選べるレノボのChromebook
<IdeaPad Duet 560 Chromebook>も<IdeaPad Duet 370 Chromebook>も、タブレット本体とフォリオキーボード、スタンドカバー、ペンホルダー、デジタイザーペン(Lenovo USIペン)などで構成されており、これらの組み合わせによって、ノートPCのように使ったり、タブレット端末として使ったりすることができる。
タブレット本体だけなら<IdeaPad Duet 560 Chromebook>は約700g、<IdeaPad Duet 370 Chromebook>は約516.5gと軽量で、机に向かって作業するときだけでなく、ソファでくつろぎながら動画を楽しんだりゲームをプレイしたいときも気軽に利用することが可能だ。
両機種ともSoCにARM版Windows搭載パソコンなどにも搭載されているQualcomm Snapdragon 7c Gen 2を採用しており、Chromebookとしてはパフォーマンスが高め。アプリ自体も軽いので動作がキビキビしており、用途によっては一般的なノートPCよりかなり快適。バッテリーは<IdeaPad Duet 560 Chromebook>が最大約15.5時間、<IdeaPad Duet 370 Chromebook>が約12.0時間駆動可能。電池持ちのよさもレノボの Chromebook の魅力のひとつと言えるだろう。
本格的な動画編集や3Dゲームのように高いパフォーマンスが求められる用途には向いていないが、Webブラウジングやメール、文書作成やちょっとした写真編集などであれば、レノボの Chromebook はWindowsノートPCなどとあまり変わらない使い勝手で作業することができる。これ1台で作業を完結することも不可能ではない。起動の速さやアプリの軽快な動作、セキュリティの高さ、画質のよさなどを考えれば、他OSのノートパソコンより“快適”な場面も少なくない。CMなどで見かけて気になっていた人は、この機に導入を検討してみてはいかがだろうか。
IdeaPad Duet Chromebookの主なスペック | ||
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型番 | IdeaPad Duet 560 Chromebook | IdeaPad Duet 370 Chromebook |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 7c Gen2 | |
OS | Chrome OS | |
ディスプレイ | 13.3型 FHD OLED (有機ELディスプレイ) 1920×1080ドット、5:3、光沢あり、 10点マルチタッチ対応 |
10.95型IPS液晶 2000×1200ドット、5:3、光沢あり、 10点マルチタッチ対応 |
メモリ | 4GB、8GB(LPDDR4X) | 4GB(LPDDR4X) |
ストレージ | 128GB、256GB(eMMC) | 128GB(eMMC) |
スピーカー | ステレオスピーカー(1.0Wx2) | |
マイク | デジタルアレイマイク | |
カメラ | フロント:500万画素、リア:800万画素 | |
通信機能 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth v5.1 | |
本体カラー | アビスブルー、ストームグレー | ミスティブルー |
サイズ(タブレット) | およそ305.86×186.74×7.23mm | およそ258.04×164.55×7.9mm |
重量 (タブレット) | 約700.0g | 約516.5g |
サイズ (キーボードカバー、 キックスタンド装着時) |
およそ 305.93×192.63×15.83mm | およそ258.06×172.51×17.54mm |
重量 (キーボードカバー、 キックスタンド装着時) |
約1200g | 約945.8g |