ANAホールディングスとセブン-イレブン・ジャパンは10月17日、ドローン配送サービスの本格運用に向けて夜間飛行・配送の実証を実施すると発表した。
2025年度に店舗から離島の利用者に直接配送サービスを展開することを目指しており、日没後の夜間飛行・配送を含めたドローン配送 サービスの実証を福岡市で実施。日本のドローン物流において日没後の夜間配送サービスの実証は日本初の試みという
本実証では、「7NOW」で注文された商品を「セブン-イレブン福岡横浜2丁目店」から能古島島内に設置した5地点の配送先に、日中から日没後の夜間まで、ドローンで即時配送するサービス実証を行なう。夜間配送により、日中に島外に働きに出ている人の夕方以降の買い物など、夜間帯のニーズへの対応が可能となる。また、配送先を住宅地近くにも設定し、利用者の荷物受け取りの利便性向上を図る。
本実証は、今後のサービス本格運用を想定した形式で実施し、前回の能古島の実証では未実施だった「配送料」「土日配送」の設定も加え、今後の運用を見据えた実証を行なうという。