BlackBerry Japan 株式会社
BlackBerry Limited (本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)は、Corvus Insurance 社と共同し、米国およびカナダ企業の IT およびサイバーセキュリティの意思決定者 450 人を対象にサイバー保険に関するオンライン調査を実施、対象企業の45%がサイバー脅威に対する保険に未加入であるとの結果を明らかにしました。
詳細はBlackBerryのブログ「サイバー保険が抱える課題:何が問題で、どうしたらよいかを解説します。」< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2022/09/blackberry-cyber-insurance-study >にてご覧いただけます。
不十分な保険の適用状況
Forrester 社の最新レポート< https://www.forrester.com/blogs/breaches-by-the-numbers-adapting-to-regional-challenges-is-imperative/ >によると、典型的なデータ侵害の調査・復旧費用の推計は平均 240 万ドルです。しかし、調査回答者のうち現在サイバー保険に加入中と答えたのは 55%でした。また、勢いを増すランサムウェアに関する結果では、補償限度額がランサムウェア要求額の中央値(60 万ドル)超の回答者は、調査対象のわずか 19% であり、従業員数 1,500 人未満の中小企業ではさらに少ない 14% でした。
サイバー保険とビジネスリスク
サイバー保険がビジネス慣行に与える影響も浮き彫りになりました。回答者の 60%は、相手方の企業やサプライヤーが包括的なサイバー保険に未加入の場合パートナーシップや契約の締結を再検討すると回答、またIT 意思決定者の 68%は、サイバーセキュリティの実践状況を理由にパートナーやサプライヤーとの契約を見直す可能性があると答えています。いまやサイバー保険の加入状況がビジネスリスクに直結していることを示す結果です。
EDR の要件とサイバー保険
エンドポイント検知/対処(EDR)ソフトウェアの適切な実装が保険契約の締結を左右することも多く、回答者の 34% はEDR に関する資格要件の不備を理由に、保険会社からサイバー保険適用を拒否された経験がありました。一方、EDR とサイバー保険との間の高い相乗効果も判明しています。サイバー保険に加入済みの企業は、EDRの価値に特に大きく満足し、かつ自組織のセキュリティ能力により強い自信を示したのです。この結果から、サイバー保険のギャップは埋めることが可能であり、それにより組織のセキュリティ体制強化が可能であることが明らかになりました。
全文はこちら< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2022/09/blackberry-cyber-insurance-study >でご覧いただけます。本調査のさらなる詳細と結果は、BlackBerry ブログで公開予定です。
BlackBerry Limitedについて
BlackBerry(R)は、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、2億1,500万台の自動車をはじめ、5憶以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細については、https://www.blackberry.com/ja/jp をご覧ください。
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