株式会社ミマキエンジニアリング
~インク交換作業の頻度低減によって生産性を向上~
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、大判フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX600-2513」に対応した「3Lインク供給オプション」を発表し、2023年1月より全世界で販売を開始いたします。
「3Lインク供給オプション」は「JFX600-2513」インクジェットプリンタのインク容量を最大3Lに増加することが可能で、オプション内の3Lタンクに1Lインクボトルから注ぎ足すことができます。インク容量が3Lになることで、補充作業の頻度を減らし、作業効率を上げることができます。また、印刷途中でもインクを補充できるため、マシンのダウンタイムを軽減し、長時間運転が可能となり生産性を大幅に向上します。
「3Lインク供給オプション」には新たにホワイトインクの自動攪拌機能を搭載。今までの手作業による攪拌作業がなくなり、オペレータの作業軽減に貢献します。また、インク重量検知に重量センサー方式を採用したことでより正確なインク残量の把握が可能となりました。
「JFX600-2513」は、すでにお客様の生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる当社独自の『MDLコマンド』に対応しています。このコマンドを使用して、印刷媒体(ワーク)の搬送などの各プリント工程を無人化・省人化・自動化することが可能です。今回発表する「3Lインク供給オプション」と組み合わせていただくことで、長時間の連続自動印刷をサポートいたします。
「3Lインク供給オプション」は、2022年10月13日~15日にイタリア・ミラノで開催される「Viscom Italia 2022」に出展するほか、アメリカ・ラスベガスで同年10月19日~21日に開催される「PRINTING United Expo」にも出展いたします。
ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。
◎販売開始
2023年1月
◎価格
¥830,000(税抜)/¥913,000(税込)
◎大判フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX600-2513」
「JFX600-2513」は16ヘッド搭載による高効率なプリントと高い生産性を特長とする大判フラットベッドUVインクジェットプリンタです。製作可能サイズは最大2500mm×1300mm×60mmで、看板製作によく利用される4×8版(1220mm×2440mm)に対応します。さらにメディアへのダイレクトプリントが可能で、大型のサインボードはもちろん、樹脂、ガラス、金属など、多様なメディアにプリントできます。また、厚み60mmまでの高さのあるメディアにもダイレクトプリントできるほか、UVインクを何層にも重ねてプリントすることで表面に凹凸感を出す2.5Dプリント(厚盛り印刷)も可能で、より付加価値の高い印刷用途にご利用いただけます。
「JFX600-2513」は屋内外の大型看板や広告などのサイングラフィックス用途から建築用途まで幅広い分野で利用されています。
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/