エコを意識した新カラバリ“Earth Blue”やTeams認定モデル「LinkBuds UC」
ソニー、LinkBudsシリーズを新展開
2022年10月26日 10時00分更新
Teams認定モデルのLinkBuds UC
Teams認定モデルの「LinkBuds UC for Microsoft Teams」(WF-L900UC)は、無印のLinkBudsにTeamsの操作性とマルチポイント接続機能を追加したもの。基本機能は同じだが、パソコン接続用のUSB送信機が付属する。
LinkBuds UCでは、タッチ操作でMicrosoft Teamsの操作も可能になっている。例えば、離れた場所からマイクのオン/オフ、受話、挙手の操作ができる。ウェブ会議中、一時的に離席する際などに便利な機能だ。
タップ操作のアサインは、音楽再生時、Teams接続/着信時、スマホ着信時などで別個に割り当てられている。また、LinkBuds UC用にHeadphones Connectアプリの機能も追加されており、ワイドエリアタップの感度が選択可能になった。
なお、Teamsは契約しているプランによって利用できる機能が異なる。LinkBuds UCはデスクトップ向けのTeamsを対象として、基本的に企業向けプランでの利用を想定しているので、個人向けの無料プランや家庭向けプランでは使用できない機能がある。
また、上述のようにマルチポイント機能はすべてのLinkBudsシリーズが対応していく予定だが、LinkBuds UCはUSBトランシーバー経由とBluetooth接続を併用しているため、内容としては異なる。USB接続の利点としては、ドングルを差すだけでよく、ペアリング操作が不要である点。パソコンとしか接続できないが、抜き差しするだけで簡便に複数のパソコンと接続できる。
ソニーとしては常時接続という従来のコンセプトを進め、仕事と生活の両立を進める製品として訴求していく。LinkBuds UCで、在宅/オフィスを問わず、オンラインでの会議とリアルの融合をすすめられるとしている。例えば、在宅で育児をしながら仕事をしている人でも、子供の声を確認しながら、会議に参加できる。中央に穴の空いたドライバーを採用し、周囲の音を聴きやすくしたLinkBudsは、密閉型のLinkBuds Sと比較して10%ほど仕事での需要が高いという。