シャオミは、海外で最新フラグシップ機「Xiaomi 12T」シリーズを発表した。
ついに2億画素カメラ!
1/1.22型のサムスン「ISOCELL HP1」を搭載
Xiaomi 12Tシリーズは「Xiaomi 12T」「Xiaomi 12T Pro」の2モデル構成。特に上位モデルのXiaomi 12T Proは、1/1.22型という大型の2億画素センサー(サムスン「ISOCELL HP1」)を搭載。高い精細感、強力な夜間撮影、高速AFなどの特徴を持つほか、大型センサーの中央部分を切り出す2倍望遠にも対応している。一方のXiaomi 12Tは、1億800万画素カメラ(1/1.67型、サムスン「ISOCELL HM6」)。ともに800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラとの3眼構成で、インカメラは2000万画素。
SoCについては、Xiaomi 12T ProはSnapdragon 8+ Gen 1なのに対し、Xiaomi 12TはMediaTek Dimensity 8100-Ultra。メモリー/ストレージは、Xiaomi 12T Proが8GB/128GB、8GB/256GB、12GB/256GBで、Xiaomi 12Tは8GB/128GB、8G/256GB。
そのほかのスペックは共通点が多く、ディスプレーはリフレッシュレート120Hz対応の6.67型AMOLEDで解像度は1220×2712(20:9)、5000mAhバッテリーは120W充電に対応、画面内指紋センサー、MIUI 13(Android 12ベース)など。
欧州圏では10月13日の発売で、価格はXiaomi 12Tは599ユーロ(約8万6000円)、Xiaomi 12T Proは749ユーロ(約10万8000円)から。メインのカメラやSoCは強力にしつつも、一部で割り切りも感じられる部分もあり、そのことで他社ハイエンドと比較して、お手頃価格にまとめられているのは、昨年の「Xiaomi 11T」と同様という印象。Xiaomi 11Tに続いての国内導入もあるのか、期待して待ちたい。
このほかにも、普及クラスのタブレット「Redmi Pad」も発表されている。90Hz対応の10.61型ディスプレー、MediaTek Helio G99、8000mAhバッテリーなどを搭載して、価格は279ユーロ(約4万円)。