Nothingは、同社初のAndroidスマートフォン「Nothing Phone (1)」に4回目となるソフトウェアアップデート「Nothing OS 1.1.4」の配信を開始。特に同機に搭載されたデュアルカメラのパフォーマンスがより最適化されている点を紹介している。
具体的なカメラの改善点は以下のとおり。
・カメラアプリにNothingのウォーターマークを追加できる新たなオプション
・ウルトラワイドカメラの色調整の改善、メインセンサーとウルトラワイドセンサー間の色の一貫性の向上
・新しい動体検知アルゴリズムを追加し、動いているものを撮影する際の安定性を強化
・ウルトラワイドモードで HDR を使用する際の撮影速度を高速化
・夜モードでの撮影をより鮮明にするため、色の再現精度を改善
・フロントカメラのポートレート撮影でより自然に明るく鮮明なショットを実現
それ以外にも、3ボタンナビゲーションバーを切り替えるオプションやLHDCの追加、常時表示利用時を始めとするバッテリー消費量の低減や発熱対策、顔認証アルゴリズムの強化が含まれている。
8月のアップデートでは、背面のGlyphライトを用いた際の写真の色と明るさの自動調整、フロントカメラやウルトラワイドカメラの最適化なども行なわれており、引き続きアップデートを続けていることをアピールしている。
また、Android 13へのバージョンアップについても、年内にベータ版、来年初頭に正式版を公開予定としている。