「FiiO Q7」はハイレゾプレーヤー「M17」のエッセンスを踏襲したヘッドホンアンプのフラッグシップモデル。1.3インチの液晶ディスプレーも搭載。トランスポータブルの新カテゴリーを創るヘッドホンアンプだ。
ESS Technologyの「ES9038PRO」を搭載。PCM384kHz/32bit、DSD256の再生に対応する。「THX AAA-788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載。DC給電モードを持つ。最大5段階のゲイン設定が可能で、高感度なIEMからヘビー級のヘッドホンまで幅広い製品に対応できる。ヘッドホン端子は2.5mm/3.5mm/4.4mmに加え、6.3mmの4系統。同軸デジタル入出力端子、オーディオ専用のUSB 2.0端子や3.5mmと4.4mm2系統のラインアウト出力も持つ。
オーディオ回路にはパナソニック製ECHUコンデンサー、超高精度水晶発振器を使用。BluetoothチップはQualcommの「QCC5124」で、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveコーデックに対応。XMOS製USBコントローラーチップ「XUF208」を搭載しており、PCM768kHz/32bit、DSD512のUSB入力にも対応する。バッテリー容量は9200mAh。MQAのx8デコード機能搭載。
発売は2022年の冬ごろを予定している。
「FiiO FH7S」は、Knowles製BAドライバー4基に加え、直径13.6mmの第2世代DLC振動板を搭載した、ハイブリッドイヤホン。新開発イヤーチップの「HS18」が付属。デザインは印象的な「Sci-Fi armor design」だ。
低域ドライバーの真価を発揮させるS.TURBOテクノロジー、セミオープン構造による広い音場、ドライバー間の相互干渉を抑制するノッチ・フィルター・キャビティ構造などを採用。音調は3種類のフィルターで調整できる。ステンレス製のMMCX端子採用でケーブル交換が可能。ケーブルは3.5mmと4.4mmプラグを付け替え可能な152本構成の純メッキ高純度単結晶銅ケーブルとなっている。
発売は2022年の秋ごろを予定している。
なお、FiiOの新しイヤーチップ「HS18」は単体でも販売される予定。
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