360 Reality Audioにも対応できる
対応するサラウンドフォーマットは、Dolby AtmosやDTS:X、MPEG-4 AAC(5.1ch)など。さらにX3800Hでは、Auro 3D、IMAX Enhanced、360 Reality Audioに対応。最大で4基のサブウーファーを扱える“11.4chプロセッシング”対応の機種となり、DSPはAVC-X8500HAの「Griffin Lite」(2基使用)より性能の高い「Griffin Lite XP」を新採用した。
プリアンプ出力を備えており、外部のパワーアンプを接続できる。不必要な回路の動作を止める“プリアンプモード”を持つ。これまでは、すべてのパワーアンプを一律でオン/オフするだけだったが、X3800Hではチャンネル別にオン/オフの指定ができるようになった。例えば、サラウンドシステムの中にステレオのHi-Fiシステムを共存させた環境で、メインに使うフロントスピーカーだけを高品位なHi-Fiアンプで駆動したい場合に効果的だ。なかなかマニアックな使い方にはなるが、仮にパワーアンプがクリップしてしまうほどの大出力だったとしても、歪みの影響をプリアンプに及ぼさすに済む。