前モデルとさほど変わらないように見えて
使用感は格段に向上
発表会の後、Galaxy Harajukuに訪れて、いち早く新製品に触れることができました。
Galaxy Z Fold4は、前モデルよりも薄く軽くなっています。スペックの数値はわずかな差ですが、実際に手に持つと、数値以上に薄く感じられ、より軽快に操作できるように感じられました。アプリを使っているときに常に表示されるタスクバーは、サイドメニューよりも使いやすく、アプリの切り替えがよりスピーディーにできます。マルチウィンドウを多用するヘビーユーザーには非常に役立つ機能となりそうです。
Galaxy Z Flip4は、前モデルのGalaxy Z Flip3よりも一回り小さくなりましたが、重さは約4g増えています。バッテリー容量が3300mAhから3700mAhに増えたことが理由でしょう。いずれにしろ手のひらサイズで、ポケットに入れて持ち歩いたりするには最適という印象。約1.9型のカバーディスプレイは、小さいのに見やすく、通知を確認したり、ウィジェットを使ったりするにはちょうどいい印象。約6.7型の縦長ディスプレーはウェブサイトやSNSとの相性がよく、横向きにすると動画鑑賞にも適しています。前モデルからの変更点は比較的少なく、基本性能と電池持ちを向上させて、完成度を高めたという印象です。
BTSファンに人気を集めそうな「ボラパープル」は落ち着いた綺麗な紫色で、実は筆者も欲しくなりました。説明員に聞いたところ、海外では男女を問わずに人気があるそうです。
Galaxy Watch5は、なんといっても画面の見やすさが魅力。多機能のわりには軽く(40mmモデルは約28.7g、44mmモデルは約33.5g)、普段腕時計を着ける習慣がない人が初めて使うスマートウォッチとしても良いでしょう。サイドボタンに2本の指を当てて測定する「体組成測定」機能は、わずか15秒ほどで測定できるので、毎日の習慣にできそうです。
アウトドア向けの上位モデル、Galaxy Watch5 Proはチタンの質感がよく、バックルでカチッとしっかり留められるのも魅力。バッテリー容量は590mAhで、Galaxy Watch5(40mmモデルは284mAh、44mmモデルは410mAh) よりも多く、電池持ちがよいことも利点。アウトドアの趣味がないインドア派の人も選択肢に加えるべきでしょう。
ワイヤレスイヤホンのGalaxy Buds2 Proは、あいにく時間が足りず音質は確かめられませんでしたが、ポップでオシャレなデザインはアクセサリーとしても物欲を刺激されます。気になる人は、ぜひGalaxy Harajukuに行って試聴させてもらってください。
提供:サムスン電子