サムスン電子ジャパンが、9月8日にオンラインで新製品発表会を開催しました。発表されたのは、フォルダブル(折りたためる)スマホの最新モデル「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」と、スマートウォッチ「Galaxy Watch5」「Galaxy Watch5 Pro」、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」。いずれもグローバルで発表済みのモデルの日本発売が決まりました。発表会の後、東京・原宿の「Galaxy Harajuku」にて、メディア向けの新製品体験会も開催されました。発売に先駆けて実機に触れることができたので、ファーストインプレッションを交えてレポートします。
また、発表会の冒頭には、サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏が登壇。フォルダブルスマホの市場動向についての報告がありました。
使うことが楽しくなりそうな「Galaxy Z Flip4」
続いて、縦開きのフォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip4」が紹介されました。前モデルの「Galaxy Z Flip3」と同じく、6.7型のディスプレーを搭載しつつ、さらにコンパクトになったことや、閉じたままでできる機能が拡張されたことなどがアピールされました。
Galaxy Z Flip4はドコモ、au、楽天モバイルの3社が取り扱います。すでに予約受付中で、9月29日に発売予定。ドコモとauはボラパープル、ピンクゴールド、グラファイトの全3色がラインナップ。楽天モバイルはボラパープルとグラファイトの2色でになります。
ノイズキャンセリングが進化した「Galaxy Buds2 Pro」
次に、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」が紹介されました。昨年発売された「Galaxy Buds Pro」の後継モデル。前モデルもノイズキャンセリング性能が高く評価されていましたが、Galaxy Buds2 Proではさらに性能が向上し、会話を検知すると自動でノイズキャンセリングがオフになって、外音取り込みモードに切り替わるなど、便利な機能を備えていることもアピールされました。
Galaxy Buds2 Proは、Amazon.co.jp、家電量販店、Galaxy Harajukuで9月29日に発売されます(9月8日から予約開始)。価格は3万1000円。なお、auが取り扱うことも決まっています。
フォルダブルの最高峰「Galaxy Z Fold4」は操作性が向上
続いて紹介されたのは、横開きのフォルダブル「Galaxy Z Fold4」。閉じた状態では約6.2型のディスプレーを利用でき、開くと約7.6型の大画面を利用できることがメリット。
Galaxy Z Foldシリーズの4世代目となるGalaxy Z Fold4は、ヒンジをスリムにすることによってシリーズ最軽量を実現。Android 12Lの機能でもあるタスクバーで操作性が向上し、前モデルに引き続き「Sペン」にも対応。そして、eSIMに対応したこともアピールされました。
Galaxy Z Fold4はドコモとauが取り扱い、どちらも予約受付中で、9月29日に発売されます。
進化した「Galaxy Watch5」はauからLTEモデルも発売
最後に、スマートウォッチの最新モデル「Galaxy Watch5」が紹介されました。昨年発売された「Galaxy Watch4」の後継モデルで、フェイスにサファイアクリスタルを用いることで強度をアップ。話題を集めた「体組成測定」機能など、多彩な機能が搭載されています。
よりアクティブに使いたい人に向けた上位モデル「Galaxy Watch5 Pro」も日本に投入されます。チタンを用いた質感の高いボディー、GPSをオンにしても約20時間持続するバッテリー、ルートを設定して走ったり、辿ってきた道を戻るナビゲーションを利用できる機能などを備えています。
Galaxy Watch5の価格は40mmモデルが4万4200円~で、44mmが4万8800円~。Galaxy Watch5 Proは7万800円と予告されました。Amazon.co.jp、家電量販店、Galaxy Harajukuで予約受付中で、9月29日に発売されます。
また、auのサービス「ナンバーシェア」に対応するLTE対応モデルも発売されます。スマホを持っていなくても、ウォッチ単体でスマホと同じ電話番号で電話やメッセージを利用できます。
エントリーモデル「Galaxy A23 5G」も発表
発表会の最後に、CMOの小林謙一氏が再び登場。「one more news」として、Galaxyの環境問題への取り組みを紹介。さらに、今秋に日本のキャリアから発売予定のエントリーモデル「Galaxy A23 5G」も発表されました。