桜木電子は、中国のオーディオブランド「BQEYZ(ビーキューアイズ)」の取扱いを開始し、新製品「Autumn(オータム)」「Topaz(トパーズ)」を9月9日に発売する。
BQEYZは中国広東省に拠点を置くDongguan Xianchao Acoustics Technologyが手掛ける研究開発・設計・生産・販売を統合したオーディオブランド。
Autumnは、3つの音質を切替え可能なデュアルキャビティー音響構造のハイエンドイヤホン。13mm径のダイナミックドライバーを採用。独自開発のマグネット式チューナーは、Bass/Normal/Trebleの3つのモードを切り替えることができ、ボイスコイルの磁力にチューナーの磁力をブラスすることで振動版の駆動力を向上させる。デュアルキャビティー構造は効果的に空気圧を制御することにより振動版の振れ幅を増やし、広い音場を実現するという。
ケーブルには4本の高品質銅と4本の銀メッキ銅の混合ケーブルを採用。シェルは5軸CNC加工で精密に製造し、人間工学に基づいて設計されたコンパクトな形状は快適な装着感をうたう。入力プラグは2.5mm/3.5mm/4.4mmの3種類から選択できる。
カラーはベンゾブルー、アッシュグリーンの2色。価格はオープンプライスで、実売価格は2万2000円前後の見込み。
Topazは、ダイナミック+ピエゾ(圧電)セラミックを同軸に配置したハイブリッドドライバーを採用。13mm径のダイナミックドライバーは、振動版に剛性や弾性が高く耐熱性にも優れるというLCP(液晶ポリマー)素材を使用し、高密度で滑らかなサウンドパフォーマンスをうたう。中国で特許取得済みの9層構造のピエゾセラミックドライバーは、音源を細部まで再生し、ダイナミックドライバーと連携しながらパフォーマンスを向上させる。
従来のダイナミック型ドライバーの後ろにもう一つキャビティーを追加し、デュアルキャビティー構造にすることで、より空気感と厚みのあるボーカルを実現。効果的に空気圧を制御し振動板の駆動を容易にすることで、どのような機器でもより優れたパフォーマンスを発揮できるという。入力プラグは2.5mm/3.5mm/4.4mmの3種類。
カラーはヴァイオレット、グレーの2色。価格はオープンプライスで、実売価格は1万2000円前後の見込み。