ハーマンインターナショナルは9月16日、JBLブランドより、スポーツ向け完全ワイヤレスイヤホン「JBL ENDURANCE PEAK 3」を発売する。価格はオープンプライスで、公式通販サイトでの販売価格は1万5400円。
シリーズ最大の特徴である、JBL独自設計のイヤーフック型(耳掛け式)デザインを継承し、ランニングやワークアウトなど激しい動きでも外れにくい構造を採用。フック部分は前モデルに比べ、よりしなやかでフレキシブルな設計となり、個々の耳に合わせた形状調整がしやすく、長時間の着用でも耳が痛くなりにくい仕様。しなやかさが増したことにより、本体とフック部分がマグネットにより引き合うことで電源のオン/オフができる「パワーフック」機能もさらに使用しやすくなったという。
耳から抜け落ちにくい「ツイストロック構造」や人間工学に基づく研究から開発した「フレックスソフト」イヤーチップも引き続き採用し、しっかりとした装着感と高密閉性をうたう。本モデルから初搭載となる、必要な時に外音を取り込める「アンビエントアウェア」機能により、屋外でのトレーニングでも安全に使用できるとする。また、声の周波数のみ拾うことで付けたままでも快適に会話ができる「トークスルー」機能も搭載し、トレーニング中の着脱ストレスを低減させる。
ビデオ会議やオンラインレッスン向けの機能として、自分の声と周囲の音量を調整し、イヤホンを通して自分の声を聴ける「ボイスアウェア」機能を初搭載。また、イヤホン本体に左右計4基のマイクが搭載されたことでよりクリアな音声通話が可能になった。
最大再生時間は前モデルから大幅にアップグレードし、最大およそ50時間のワイヤレス音楽再生が可能。およそ10分の充電で1時間の使用が可能になる急速充電にも対応する。防水機能もIP68に進化し、防塵にも対応。耐熱性能も兼ね備えたことで、ホットヨガなど様々なアクティビティーで使用できる。
イヤホン本体をなぞるだけで音楽再生など直感的な操作ができる「タッチコントロール」機能に対応する。また、本モデルからJBL専用アプリ「JBL Headphones」に対応し、イコライザーによる音質の調整など自分好みにカスタマイズが可能。片耳でも使用可能な「デュアルコネクト」機能も備える。
Bluetoothのバージョンは5.2、対応プロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.5、HFP 1.7、対応コーデックはSBC、AAC。カラーはブラック、ブルー、ホワイト、コーラルの4色をラインアップ。充電用ケーブル(USB Type-C)、イヤーチップ3サイズ(S、M、L)が付属する。