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Mini LEDは必須ではない、なぜ今か? TVS REGZAに聞く

2022年最注目の量子ドット技術、その仕組みとメリットを解説

2022年08月31日 18時30分更新

文● 鳥居一豊 編集●ASCII

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液晶の高品質は色で決まる

 今年のレグザは例年になく力が入っている。新開発となった新エンジン「レグザエンジンZRα」を発表し、それを搭載した有機ELテレビの「X9900L」シリーズはレグザ史上最高とも言える出来映えとなっている。そして、液晶テレビでは、Mini LEDと量子ドット技術搭載の最上位モデル「Z875L/Z870L」シリーズを6月に発売。それにくわえて、一般的なLEDバックライトに量子ドット技術を組み合わせた「Z770L」(8月31日発売)、「Z670L」(8月6日発売)を発表した。量子ドット技術を積極的に取り入れ、「液晶の高画質は色で決まる」と強くアピールしている。

量子ドット技術採用のレグザ

今年のレグザでは、量子ドット技術採用した液晶テレビを幅広くラインアップ

 ところで、量子ドット技術のことについて詳しく知っているだろうか。TVS REGZAによれば、残念ながら思ったよりも理解が得られていないようだ。そこで、TVS REGZAから量子ドット技術についてより知見を深められるお話を伺った。

高画質化エンジンの「REGZA ZRα」を搭載した基板写真

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