このページの本文へ

JFE商事エレクトロニクス、プラント情報と動画の統合システム【SDxV】を販売開始

JFE商事エレクトロニクス株式会社
2022年08月30日

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

JFE商事エレクトロニクス株式会社
JFE商事エレクトロニクス 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳澤 孝彰、以下:J商エレ)は、工場の監視制御システム(SCADA)と、動画データを管理するビデオマネジメントシステム(VMS)を連携するAPIを開発し、両者を統合したシステム【SDxV】の販売を開始しました。



プラント情報と動画の統合管理を実現し、工場内の監視オペレーションを効率化

 製鉄業などDCS(Distributed Control System)やPLC(Programmable Logic Controller)を広大なエリアで使用する業種のプラントにおいて、生産現場のリアルタイムでの状況把握は不可欠です。しかしながら各種プラントデータやカメラ映像のデータが別システムの場合、それらを管理しながらの状況判断は、現場オペレーションの大変な負荷となっていました。
 そこでJ商エレでは、製造プロセスの監視オペレーション効率化のため「各種プラントデータ」と「映像データ」に加え「AIによる設備異常予兆情報」を一元可視化・集中監視化できるシステム【SDxV】を開発し、
販売を開始いたしました。
 このシステムを導入することにより、これまで一元管理が難しかった遠隔情報監視の課題を、「SCADA×VMS」=「SD×V」で解決に導きます。

【SDxV】 システム構成例



プラント遠隔制御向けデータ統合管理システム【SDxV】とは


 SDxVは、工場の監視制御システムであるSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)に、映像統合管理システム・ソフトウェアであるVMS(Video Management Software/System)を自社独自の技術で融合させた「プラント情報統合管理システム」です。


【SDxV】でできること


 温度や圧力、流量、回転数、振動数、設備稼働状態、制御設定値、プラント操業状態などの情報は、プラント内にまとまりなく存在しています。SDxVはこれらのプラント情報と、カメラ(またはサーモカメラ)の映像を、SCADAシステム上でひとまとめにし、同じ画面上に表示するとともに蓄積。いままで熟練者の勘でしか判らなかったような工場内で起きている様々な事象を可視化し、遠隔地からでも解析することを可能にするシステムです。
さらには、これらの情報をAIに学習させ設備等の異常予兆検知をさせようとする、市場の動きも高まってきています。
詳細:【SDxV】
https://www.jfe-shoji-ele.info/webinar/index.html
【SDxV】製鉄プラントでの利用例1.
【SDxV】製鉄プラントでの利用例2.



遠隔地での現場監視を一元管理することで事故やトラブルを防止


 プラントデータの監視、AIによる設備異常予兆検知情報、工場のカメラ動画監視のそれぞれが、別のシステムであるなら、オペレーターはこれら情報の関連性を考えながら現状解析をする必要が生じ、多大な業務負荷を被っている現状があります。突発的な事故や施設の経年劣化によるトラブルなどを未然に防ぐには、生産現場の状況の正確な分析が欠かせません。

 プラントデータ、AIによる設備異常予兆検知情報、現場動画を一元管理することによって、遠隔地からでも漏れのない現場監視が可能となり、安定的な生産や工場の災害発生防止につながるのです。


高画質・低帯域ネットワークカメラ採用で超高画質・リアルタイムの監視が可能に


 【SDxV】と高度な画像圧縮技術を採用した低帯域カメラの組み合わせにより、作業現場を遠隔でタイムリーに監視するだけでなく、長時間の録画を見たいときに見たい場所で確認できるようになります。

 また、スマートフォンでの遠隔管理はもちろん、低帯域カメラの使用によって、鮮明な解像度を保ちつつ最大1/10の圧縮率で動画像の伝送が可能。クラウドでの送信遅延も少ないことが特徴です。

 従来の送信規格「4G LTE回線」での送信ができるため、配線工事が不要。有線LANを引けない場所への設置が可能になります。

詳細:高画質・低帯域ネットワークカメラ
https://lp.jfe-shoji-ele.co.jp/sf/network_camera


SDxV関連のソリューションで工場のDX化を推進 - 年3億円の売上を目標に


 J商エレは、高度な画像圧縮技術を採用した低帯域カメラや、SDxV関連のソリューションを幅広くお客様に提案し、製鉄所などのプラントにおけるDX化推進をサポート。
年間3億円の売上高を目指します。


日刊工業新聞にて【SDxV】が紹介されました


 JFE商事エレクトロニクス株式会社による、データ統合管理システム(SDxV)が、
日刊工業新聞にて紹介されました。
▶日刊工業新聞(電子版):https://www.nikkan.co.jp/articles/view/643414
 ※閲覧には会員登録が必要です


企業情報
JFE商事エレクトロニクス 株式会社について
〒100−0004
東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル6階
代表取締役社長:柳澤 孝彰
設立:2004年10月

事業内容:
▶各種半導体製品の設計開発から生産までのトータルソリューションの提供および周辺機器・計測機器の販売・商品企画等
▶電子部品の実装・組立・検査等の装置および周辺機器・関連システムの販売・据付・保守等
▶産業用洗浄装置および多種洗浄剤の販売・保守等
▶工場の自動化・スマート化に貢献する製品やソリューション等の販売・保守等
HP:https://www.jfe-shoji-ele.co.jp




スマートファクトリー推進部
HP:https://www.jfe-shoji-ele.info/webinar/index.html
【SDxV】詳細ページ
https://www.jfe-shoji-ele.info/webinar/index.html
お問い合わせ:
https://www.jfe-shoji-ele.co.jp/contact/%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e4%ba%8b%e6%a5%ad/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン