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ヤマハ、ポータブルPAシステムの新モデル「STAGEPAS 1K mkII」とパワードスピーカー「DXL1K」を9月に発売

2022年08月25日 15時15分更新

文● ASCII

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左:STAGEPAS 1K mkII
右:DXL1K

 ヤマハは8月25日、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品としてポータブルPAシステムの新モデル「STAGEPAS 1K mkII」および、STAGEPAS 1K mkIIへのスピーカー増設やミキサー単体と組み合わせて使用するのに適したパワードスピーカー「DXL1K」を発表。9月に発売する。

 高い音質・音圧と軽量・コンパクトなキャビネット設計、本格的なミキシング機能とシンプルな操作性といったニーズを両立させた「いつでも、どこでも、ステージに」を実現するオールインワンのポータブルPAシステム。高出力アンプを搭載し、前モデル「STAGEPAS 1K」より高い出力音圧を実現したほか、ミキサー部には柔軟な音質調整が可能なプロセッシング機能を搭載することで専用の新アプリによるリモート操作も可能。

 DXL1Kは、STAGEPAS 1K mkIIと互換性のあるパワードスピーカー。STAGEPAS 1K mkIIと同一仕様の持ち運びしやすいコンパクトな筐体から最大125dB SPLのパワフルな音量を実現。サブウーファー筐体の上部にラインアレイスピーカーを取り付けるだけの簡単セットアップもSTAGEPAS 1K mkIIと同様となっている。リンク機能によるシステムの拡張も可能で、ミキサー単体やSTAGEPAS 1K mkII、別のDXL1Kと組み合わせて、シンプルかつ高品質なPAシステムを構築することが可能となる。

アンプ部には高効率で歪の少ないClass-Dアンプを搭載。高域と低域のバランスを見直したことで、クラス最大級の1100Wの高出力と高音質・高い安定性の両立を実現

中高域を再生するラインアレイスピーカーには1.5インチの小口径ユニットを10基搭載

サブウーファーはクラス最大級の12インチユニットを採用

STAGEPAS 1K mkIIはサブウーファーの背面にオンボードのミキサーを備える。2ch(2系統)のHi-Z入力を含むモノラルマイク/ライン入力計3ch(3系統)とステレオ入力2ch(1系統)の、合計5ch(4系統)入力

スピーカーケーブルやスピーカースタンドは必要なく、ラインアレイスピーカーをサブウーファーのキャビネット天面に取り付けるだけで、基本的なセットアップが完了

サブウーファーの軽量ABSキャビネットには、輸送中の磨耗を防ぐためにハイグレードなポリウレアコーティングを施している

 STAGEPAS 1K mkIIは、マイク入力時にそれ以外(BGMなど)の入力信号の音量を自動的に下げることでマイクの音声を明瞭に届けるプロセッシング機能「Priority Ducker(プライオリティ ダッカー)」を搭載。マイクに向かって話し始めると、マイクの音を優先してBGMなどの他の音量を自動的に下げ、話し終えると音量が自動的に元のレベルに戻る。専用アプリからの操作もしくは本体のボタンから機能のオン/オフが可能。

 新開発の専用操作アプリケーション「STAGEPAS Controller」(iOS/Android向け)は、リハーサルや演奏中でも実際の音を聞きながら、Bluetooth経由でステージや客席から音量や1ノブEQ、4バンドPEQなどを調整することができる。

 価格はいずれもオープンプライス。

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