HISモバイルは24日、eSIMの取り扱いを開始したことを発表した。現行の料金プランである「自由自在290プラン」で利用できる。
eSIMの提供はこれまでMNO4社のサービス(サブブランド、オンライン専業プラン含む)が中心だったが、ここに来てMVNOの格安SIMでも対応例が増えている。
「自由自在290プラン」は、通信量を5つから選択できる料金プランで、1GB時は月550円ながら、100MB未満の月は月290円になるのが特徴。また、アプリが不要&高音質な音声通話も特徴で、通話料は30秒あたり9円。通話定額も1回5分までが月500円、かけ放題が月1480円で追加できる。
動作確認端末はeSIM対応のiPhone、iPad。Androidスマホは楽天モバイルが提供するRakuten Hand/Rakuten Mini。そのほかAndroidのデュアルSIMモデルについては、「機種による差が大きい」ことを理由に動作確認を行なっておらず、ユーザーの判断のもとで申込をしてほしいとしている。
初期費用は物理SIMのときと同様に1回線あたり3300円。eSIMの再発行手数料は1100円。eKYCはサポートされておらず、申し込み後に本人確認のために自宅に「住所確認コード」が郵送されるので、そのコードをオンラインで入力後に開通が可能になる。